4001プロジェクト

“4,001”

土佐町の現在の人口です。(2017年6月末時点・土佐町公式サイトによる)

注:土佐町の総人口が3,997人(2017年4月末時点)から4,001人(6月末時点)に増加したことに伴い、当プロジェクト名も「4,001プロジェクト」に変更になりました。

“4,001プロジェクト”は土佐町に住む人々を、全員もれなく、写真家の石川拓也が撮影する計画。

念のため書いておくと、「全員もれなく」…あくまで目標です。

土佐町の人口の増減によって、タイトルもたまに変わります。  (敬称略・撮れたときに不定期更新)

4001プロジェクト

上田義和 (中尾)

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相川・中尾地区の上田義和さん。土佐あか牛の畜産農家さんです。

義和さんとの出会いのきっかけは、鹿の角。

とさちょうものがたりが取り組んでいる「鹿の角ガチャ」が高知新聞に取り上げられた際に、記事を読んだ相川の澤田清敏さんから、「鹿の角をきっと持っている猟師さんに頼んであげる」と紹介がありました。

そうして鹿の角をいただいたご縁で、今度はあか牛の出産に立ち会わせてもらえることに。

母牛が赤ちゃんを産むその瞬間の、その模様はまた別の記事でご紹介するつもりでいますが、上田さんはとさちょうものがたりが一方的にお世話になっている「お師匠」の一人です。

ちなみに背景に写る牛舎全体を、義和さんご本人が自作されたそうで、その技術とバイタリティにもびっくりします。

 

 

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4001プロジェクト

西川公明 (石原)

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石原の川を撮影中に出会った西川公明さん。

釣りをしている最中にお邪魔と思いながらも声をかけ、川のことや魚のことを教えていただきました。

石原出身の元新聞記者である窪内隆起さんの文章につける写真を撮影するため、「継ぎ竿(太さの違う竹を組み合わせて分解可能にした釣竿)」を探していたのです。

結論は、継ぎ竿ではなく、継ぎ竿にしていたような竹林をこの写真の対岸に見つけ、公明さんの手をお借りして撮影することができました。

こういう「お師匠」のような方がそこかしこにいらっしゃって、意図せずばったり出会ったりすることも、土佐町で仕事することの面白みになっています。

 

継ぎ竿

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4001プロジェクト

筒井良一郎・和子 (石原)

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西石原の筒井良一郎さん、和子さんのご夫婦です。

実は編集部は良一郎さんにとてもお世話になっていて、土佐町ベンチプロジェクトのベンチを石原に設置した際だとか、最近では「山峡のおぼろ(著・窪内隆起)」のあるエッセイの写真に、モデルとして登場していただきました。

この写真はその撮影の後に撮った一枚です。

いつお会いしても快活で気持ちの良い方です。

 

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4001プロジェクト

谷種子

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谷種子さん。稲叢山の山麓に、20年以上もの長い年月、桜の木を植え続けている方です。

種子さんが植えたその桜の木が満開を迎える時に、どうしてもその前で写真を撮らせていただきたくて、急な話になってしまったのですが一緒に山まで行っていただきました。

撮影中も、おそらく遠方からやってきた家族が車を止め、しばしの間桜を見つめ、その前で写真を撮っていました。

長い時間をかけた種子さんの仕事が、こうしてたくさんの方々の目を楽しませています。

種子さんがここまで来た道のりをお聞きしましたが、種子さんの口から出てくる言葉は「楽しかった」「私がやりたかった」というものばかりで、そこには義務感や悲壮感はかけらもありません。

「自分がやりたいこと」がそのまま「周りが喜ぶこと」となっているところに、種子さんの膨大なエネルギーの源があるような気がしています。

 

木を植える人 その1

 

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4001プロジェクト

川田昇・礼子 (中村)

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土佐町役場のすぐ近くにある川田ストア。昇さんと礼子さんが作る美味しいお惣菜が並ぶお店は、とさちょうものがたり編集部もたびたびお世話になっています。

お店に少しの時間いるだけで、近所の方々が次々と立ち寄っていくのを目にします。昔から近隣の地域にとってはなくてはならないお店だったのでしょう。

そういえば、とさちょうものがたりのシルクスクリーン事業での、一番初めのお客さんになってくれたのも川田ストアでした。

町の駅伝大会に出場する「川田ストアチーム」のTシャツを(今年はコロナ禍で大会自体がありませんでしたが)毎年のように注文していただいています。さらに言えば、こういった事業が事業になる以前から、背中を押して応援してくれている存在でもあります。

地域にとってもそうですが、とさちょうものがたりにとっても大切なお店で、大切なお二人です。

 

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川村友信 (古味)

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古味地区の川村友信さんです。

さめうらダムの北側に位置する古味地区。現在は3世帯が住む集落となっています。

友信さんはその古味の地区長さんです。とさちょうものがたりでは、さめうらダム建設当時のお話を集めた連載を準備中です。

様々な方に、当時の出来事や感覚をお聞きして、形にして残していきたいと考えています。

その記念すべき一人目として、友信さんにお話を聞きに伺った際に撮影した写真です。さめうらダム建設以前には古味地区は現在より遥か下方に位置していて、それは今ではダムの底になっているということも、恥ずかしながら友信さんのお話を聞いて初めて実感しました。

その記事は近々公開予定ですので、そちらも楽しみにしていてくださいね。

 

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上田英一(上ノ土居)

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上ノ土居に「上田百貨店」と看板のかかった大きな建物があります。

今はもう営業をしていませんが、英一さんは長年上田百貨店を経営していた方です。

先日、英一さんの生きてきた足跡を伺いました。時代とともにご自身で商売をしてきた方の、あんな話やこんな話が出てくるわ出てくるわで興味と笑いが尽きない時間となりました。

ご自身で道を切り開いてきた方の、全て覚悟を持って引き受けている凄みのようなものも同時に感じます。

そのお話の詳細は、とさちょうものがたりの別の記事にてまた。

今回はその英一さんの、ダンディな立ち姿、のご紹介でした。

 

 

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式地虎之介 (田井)

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どんぐりで働く式地虎之介くん。この日はパンの作業中。作業の合間に撮影させてもらいました。

虎之介くんの書く文字はとてもユニークで味があって、年末年始に販売した「2021カレンダーTOKUBETUHEN」では、色々な部分にその字を使わせてもらいました。

 

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4001プロジェクト

山中直秋・山中まゆみ・西峯弘子

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先日、土佐町の青木幹勇記念館にて「草あそび三人展」と題してリース展を開催したお三方です。

山中さんご夫妻のお宅は奇しくもとさちょうものがたり編集部の建物のお隣。準備の段階からリースのあれやこれやを拝見させていただいていました。

「草あそび三人展」の記事でもご紹介しましたが、いつもとても楽しそうなお三方。

土佐町のような自然豊かな環境での遊び方として、その姿勢は学ぶことのとても多いものだと思います。

「(田舎には)これがない、あれが足りない」と無いものを数えるよりも、「(田舎だから)こんなものもある、あんな遊びもある」と、あるものを数えたほうが楽しいですよね。お三方は達人です。

 

 

草あそび 三人展

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伊藤あおい・中村久美子・伊藤歳美・田岡マリア・ジェーン (与作)

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左から 伊藤あおい 中村久美子 伊藤歳美 田岡マリア・ジェーン

 

国道439号沿いにある「道の駅土佐さめうら」にあるレストラン「与作」。

訪れる人々の胃袋をがっつり掴んでいる名店です。

今日のこの写真は、与作で働く4人の女性陣。左から伊藤あおいさん、中村久美子さん、伊藤歳美さん、田岡マリア・ジェーンさん。いつも仲良さげに働いている姿が印象的です。

ちなみに私(石川)、この3年ほど与作を訪れるたびにカツカレーを頼んでいます。(どうでもいい情報でした笑)

 

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