2018年12月

 

 

山の人、町の人。先祖代々住む人、都会から越してきた人。猟師さん、農家さん、森の人、職人さん、商店さん、公務員…。

人口4,000人弱の土佐町にはいろいろな人がいて、いろいろな人生があります。

土佐町のいろいろな人々はどんな本を読んでいるのでしょうか?もしくは読んできたのでしょうか?

みなさんの好きな本、大切な本、誰かにおすすめしたい本を、かわりばんこに紹介してもらいます!

(敬称略・だいたい平日毎日お昼ごろ更新)

私の一冊

藤田純子

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「すんだことはすんだこと」 ワンダ・ガアグ再話・絵 福音館書店

舞台は昔むかしのボヘミアの農家。赤ちゃんが一人いる夫婦のおはなし。

男と女、どっちが大変なんだ!っておはなし。

この本に出てくるおやじさんは「自分の仕事がずっと大変だ!」といつも思っていた。

「ちっとも楽じゃありませんよ!」と奥さん。

「ちっとも楽じゃないってか!おまえさんのやることといったら、ほんのちょっと家のまわりをのたりくたりぶらつくだけじゃないか」とおやじさん。

それじゃあ、お互いの仕事をとりかえっこしてみようじゃないの、となりました。

さてさて、その結末は…。

「すんだことはすんだこと」って、どっちのセリフでしょう。

藤田純子

 

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