とさちょうものがたり

くだらな土佐弁辞典

たいそい

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たいそい

【形】だるい、しんどい

例:マイク・タイソイ (まいく・たいそい)

 

編集部注:

ある匿名の言語学者から『「たいそい」の用例として、「マイク・タイソイ」は文法上の誤りである』との指摘を受けました。

『人名の「マイク・タイソン」と土佐弁の形容詞「たいそい」を混同して使用していると思われます。ご検討の上、修正ください。』とのことでした。

このデリケートな問題を解決するため、編集部内において綿密かつ長時間の検討を重ねた結果、人名である「マイク・タイソン」と土佐弁の「たいそい」を混同して使用しているとの結論に達しました。

よって、謹んでお詫びをお伝えするとともに、正しい用例を以下に記します。

❌ マイク・タイソイ

⭕️ 「マイク・タイソンはたいそい」または「マイク・タイソンがたいそい

意味:マイク・タイソンはだるい/マイク・タイソンがだるい

この度は皆様からの辞典としての信頼を著しく損なったことをお詫びするとともに、今後は2度とマイク・タイソンたいそいを混同して使用しないことをお約束いたします。

 

 

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メディアとお手紙

朝日新聞全国版「ひと」に掲載されました。

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朝日新聞全国版「ひと」に、とさちょうものがたり編集長石川が掲載されました。

朝日新聞記者、浜田奈美さんが6月に行われた「石川拓也とさちょう写真展」開始前日から高知入りし、取材に来てくださいました。ありがとうございます!

 

土佐町の人ひとりひとりのもとへ訪れ、出会い、『「記憶」を地道に積み上げていく』 4001プロジェクト。

この記事をきっかけに、「土佐町」の記憶が、多くの人に届きますように。

 

 

ひと  高知県土佐町で町民全員の撮影にとりくむ写真家  石川拓也さん(43)

雪の山道を笑顔で歩く老婦人。原っぱでにっこり笑う少女。早朝のバスをまつ姉妹ーー。高知県の山あいの土佐町で、約4千人の町民全員の撮影に挑戦している。
人々の自然な表情と暮らしを写し、町公認のウェブマガジン「とさちょうものがたり」に掲載する。人口にちなんで「4001プロジェクト」と名付け、「全員もれなく撮影する」と宣言した。

東京でレディー・ガガや桑田佳祐ら数々の著名人を撮っていた。だが、出版社などからの「依頼仕事」だけでは何かもの足りない。
撮影で全国を回った際、「断トツに人間がユニーク」と高知に魅了された。2年前、「地域おこし協力隊」として土佐町に移り住む。町民の暮らしを写真などで発信する仕事に手応えを感じた。

超高齢化という地方の現実にも直面した。「今度撮らせて」と声をかけた人を再訪すると、すでに亡くなっていた。そんな経験から、撮影とは、一人ひとりを歴史に刻む作業であると考える。

互いの距離感が近い暮らしの中で被写体との向き合い方も変わった。「目の前に笑顔で立つ人の存在感と、その場の空気感が伝わればいい」。技法にこだわらず、隣人へのあいさつのようにシャッターを押すようになった。

まもなく100人。撮影ペースを上げ、人と町の「記憶」を地道に積み上げていくつもりだ。

(浜田奈美)

 

 

・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます

・朝日新聞2018/7/15掲載(18-3421)

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7月30日にシメキリです!

「土佐町オリジナルポロシャツ」、おかげさまで町内外のたくさんの方々にご購入いただきました。

町のそこここでこのポロシャツを着ていただいている姿も目にすることが多くなりました。改めて感謝いたします。ありがとうございました!

 

今回の下田昌克画伯が描いた「春の土佐町」バージョン、制作販売を7/30をもちまして終了させていただきます。

どんぐりとのシルクスクリーンは、今後もどんどん新たな製品を生み出していきますので、今後ともよろしくお願いいたします!

 

ご注文・お問合せはお電話またはメールにて!

0887-82-0480  土佐町役場総務企画課 (担当:和田亜美)

または info@tosacho.com

⬜︎お名前 ⬜︎住所・連絡先 ⬜︎枚数 ⬜︎色  ⬜︎サイズ

をお知らせください!

受注生産ですので、 ご注文をお受けしてから お届けまで約2〜3週間 いただいています。

 

 

さらに詳しくは以下をご覧ください!

【販売開始!】とさちょうポロシャツ2018

ポロシャツ300枚!

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私の一冊

西原聖子

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「いーとんの大冒険」 なばたとしたか作 ロクリン社

「こびとづかん」の作家、なばたとしたかさんの絵本です。
自分の欲ばかり追いかけていると近くの大切なものを失っちゃうよ、という内容で、まだ小さかった姪っ子に読んであげたくて。

と思ったんですが、大切なものを見失いがちなのは大人の自分ではないか。

と、結局自分に読み聞かせています。

西原聖子

 

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私の一冊

鳥山百合子

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「せいめいのれきし」 バージニア・リー・バートン作・絵 石井桃子訳 福音館書店

これは、「地球じょうに、せいめいがうまれたときから、いままでのおはなし」です。

劇場を舞台に、銀河系がうまれたとき、古生代、中生代、新生代、現世、このごろひとびとの生活が描かれていきます。

バートンの最後のこの作品は、完成までに8年もかかったそうです。

最後の文章がとても素晴らしいのです。

『さあ、このあとは、あなたがたのおはなしです。その主人公はあなたがたです。

ぶたいのよういは、できました。時は、いま。場所は、あなたのいるところ。

いますぎていく一秒一秒が、はてしない時のくさりの、新しいわです。

いきものの演ずる劇は、たえることなくつづき

いつも新しく、いつもうつりかわって、わたしたちをおどろかせます。』

バートンがこの本に込めたメッセージが伝わってくるようです。

鳥山百合子

 

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私の一冊

渡貫洋介

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「鳥人大系」 手塚治虫 角川文庫

 

大人が読む手塚治虫漫画と言えば、プッダや火の鳥などが有名だ。

大作は数巻にわたるので、夜更けまで読んでしまう。

その点、短編集はちょっとした空き時間に読めるので嬉しい。

これは「鳥」たちが主役の話をまとめたものだが、猫編もある。

渡貫洋介

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私の一冊

鳥山百合子

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「いやいやえん」 中川李枝子作,大村百合子絵 福音館書店

子どもの頃から大切にしていた一冊「いやいやえん」。

作者は昔も今も子どもたちに愛され続けている絵本「ぐりとぐら」の作者、中川李枝子さんと山脇百合子さん。(「大村」は旧姓です)

お二人は姉妹です。

「いやいやえん」の子どもたちが、遠足に行ってそれぞれの山になっているみかんやりんごを食べたり、積み木の「らいおん丸」という船に乗って海へ出かけ、クジラに出会ったり…。その中のひとりになりきっていた自分自身のことを今でもはっきりと覚えています。

お二人の本は、いつもなんだか安心して読むことができます。

楽しかったり面白かったり、悲しかったり怖かったり、ドキドキしたりワクワクしたり…。
本を通してこれから大きくなっていく子どもたちに「この世界はよいところだよ」と伝えてくれている気がするのです。

鳥山百合子

 

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私の一冊

西原聖子

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「お聖どん・アドベンチャー」 田辺聖子 集英社文庫

田辺聖子さんの小説。
私の名前の由来となった作家さんで、初めて読んだ田辺さんの本です。

文章が苦手だったので田辺聖子さんの本も読んだことがなく、勝手に新源氏物語など古典をイメージしていましたが、これは未来のお話。 政府に表現の自由を奪われ、聖子さん、筒井康隆さんなど作家さんたちが仕事をなくして…と言うお話です。

自分のイメージと違ったお話は親しみが湧き、田辺さんが好きだったおばあちゃんが、その好きだった田辺さんの名前を私に付けてくれたことが今更ながらとっても嬉しく思われた一冊です。

  西原聖子

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私の一冊

渡貫洋介

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「発酵道」 寺田啓佐 河出書房新社

 

「ベタベタと甘く、二日酔いするだけの酒」という僕の日本酒の印象を全く変えてしまった寺田本家。

筆者は他界しているが、その意志は次世代に伝わり、いまもプクプクと発酵している。

目に見えない微生物たちに、僕たち人間が学ぶことはまだまだ多い。

渡貫洋介

 

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私の一冊

西原聖子

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「お弁当カレンダー」 家の光4月号付録(昭和48年発行)

 

一人暮らしを始めた時に、おばあちゃんに譲ってもらったお弁当の本。

素材別の副菜アレンジのページを見てお弁当生活だった頃はちょこちょこ作ってたなー。

表紙は色褪せてますが、今でも色褪せない内容だ、と私は思うのです。

西原聖子

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