「Michio Hoshino」 星野道夫 スイッチ・パブリッシング
1996年、取材中クマに襲われて急逝した星野道夫さん。
アラスカを撮り続けた彼の死を追悼する一冊です。
この本が出版されたのは1998年。
当時私は学生で、自分がどうしたいのか模索していた時でした。
「人は誰も、それぞれの光を捜し求める、長い旅の途上なのだ」
「人と人が出会うことは、限りない不思議さを秘めている。あの時あの人に出合わなかったら、と人生をさかのぼってゆけば、合わせ鏡に映った自分の姿を見るように、限りなく無数の偶然が続いてゆくだけである。が、その偶然を一笑に付するか、何か意味を見出すかで、世界は大きく違って見えてくる」
もし今も星野さんが生きていたら、会って話をしてみたかった。