とさちょうものがたり

くだらな土佐弁辞典

なんちゃじゃない

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

なんちゃじゃない

【意味】そんなことなんともないよ、なんでもないよ

→「〜してくれてありがとう」とお礼を伝えた時、「なんちゃじゃない!」と返されるとけっこうしびれる。

 

例:南ちゃんなんちゃじゃない

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

「とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店(11月16日・17日開催)」出店者紹介

この記事は、2019年11月16日・17日に開催される「とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店」に出店する土佐町の事業者さんたちを紹介するページです。イベント当日は、ここにご紹介していく土佐町の食べ物や木工品を製作販売している方々が集結します。みなさまぜひお立ち寄りください!

 

とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店イベントページ

 

山根くんのコーヒー

「山根くんのコーヒー」は、文字通り、土佐町の山根くんが営むコーヒー屋さん。「山根くん」こと山根総介さんは、土佐町にあるスーパー末広で働きながら珈琲豆を焙煎し、イベントなどで一杯ずつ丁寧に淹れたコーヒーを販売しています。

コーヒーが好きで、休みの日には喫茶店めぐりをしていたという山根さん。お店の人がどのようにコーヒーを淹れているのかを見たり、わからないことがあれば質問したりしながらコーヒーへの興味を深めていきました。

粉のまま置いておくのと、豆のまま置いておくのでは、淹れた時の味が違うな…」
「淹れ方、焙煎によっても味が変わる」

そして、自分でやってみようと珈琲豆を取り寄せ、焙煎を始めたのだそうです。勤めているスーパー末広でも、山根さんが焙煎した珈琲豆を販売しています。

 

 

山根さんはとにかくコーヒーについての造詣が深く、歴史や文化、国によっての飲み方の違いなど次から次へと話題が広がります。

「焙煎せずに珈琲の生豆をグツグツ煮てそのまま飲む国がある」とか「コーヒーにハーブを入れて飲んだりする」など、へえー!と思うことがたくさん!

「東京に一つの銘柄で二種類出しているお店があったんです。例えば“エチオピアのモカ”の浅煎り、もう一つは深煎り。同じ銘柄なのに味が全く違う。他の産地の豆でもきっと違うだろうなと思ったんです」

一つの銘柄で二つ出しているお店はあまりないことに気づいた山根さん。

「だったら自分でやってみよう」

その思いが「山根くんのコーヒー」の始まりとなり、これまで多くのイベントなどで出店してきました。

 

11月の蔦屋書店イベントでは、山根さんが焙煎した珈琲豆での同じ銘柄の深煎りと浅煎り、そしてカフェインレスコーヒーも用意したいとのこと。銘柄を何にしようか、今考えているそうです。

同じく出店するフランス菓子のお店「le petit gouter」(ルプチグーテ)」、焼き菓子のお店「季節の焼き菓子OriOri」のお菓子とセットで購入すると、割引があるそうですよ。

「山根くんのコーヒー」、どうぞお楽しみに!

 

11/16・17 とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
土佐町ストーリーズ

嫁のへ

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

昔、あるところに、それはべっぴんで気立ても良く、働き者の娘がおったそうな。

しかし、こんな娘にもひとつだけ悩みがあった。芋が何よりも好きで、芋なしでは生きてゆけんほどの芋好きじゃったそうじゃ。

縁談の話もたくさんあったが、なかなか嫁に行こうとはしなかった。そんな娘も親の勧めで、ようやく嫁ぐことになった。両親もたいそう喜んだが、娘を呼んで「ええか、嫁に行ったら、芋が出て三個以上食べたらいかんぞ。おまんは芋を食べたら、へが止まらんなるから。それがもとで離縁でもされたらおおごとじゃ」と言って嫁を案じたそうじゃ。

嫁いだ先の家では、べっぴんで働き者の嫁が来たとたいそう喜んだげな。

嫁も初めのうちは親の言いつけを守り、芋を食べざったが、一ヶ月ぐらいたったある日、どうしても我慢できんなり、芋を食べたと。それから毎日少しずつ隠れて食べよったが、次第に量が増えだした。

そしてある日のこと、姑が息子に「えらい最近、芋つぼの芋が減るが、どうしたもんじょう」と聞いたそうな。息子もわからんかったんで、嫁に「おまんは知らんか」と聞いた。嫁は「あては知りません」と答えたんじゃが、その日はあまりお腹がへっちょったもんじゃき、芋をどっさり食べちょった。

「あては本当に知りません」ともう一度言ったとたんに「プップップップ………」と、へが止まらんようになって、その勢いで空へ飛んで言ったそうな。

まっこと、芋の食べ過ぎは、怖いのう。

和田土良

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

「とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店(11月16日・17日開催)」出店者紹介

この記事は、2019年11月16日・17日に開催される「とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店」に出店する土佐町の事業者さんたちを紹介するページです。イベント当日は、ここにご紹介していく土佐町の食べ物や木工品を製作販売している方々が集結します。みなさまぜひお立ち寄りください!

 

とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店イベントページ

 

生活改善グループ

土佐町の平石地区・西石原地区のお母さんたちが、自慢のたけのこ寿司や山菜寿司、栗おこわやおもちなどを販売します。たけのこ、お米、野菜など材料は全て土佐町産。お母さんたちの台所から生まれる山のごちそうをぜひ味わってください!

 

平石地区のお母さんたち。 左から西村裕子さん・筒井利子さん・筒井緑さん

「平石公民館」が平石生活改善グループのお母さんたちの台所。昭和60年に建てられたこの場所にお母さんたちが集まって、味噌や山菜を保存したり、イベント時にはお寿司などを作って販売をしてきました。30年以上前には20人ほどの方がいたそうですが年々人数が減っているとのこと。「昔は家にいる人がほとんどで、雨の日や外で畑仕事ができない日にみんなで集まってお茶を飲んだりしながら作業していた。今は外に働きに出る人が多いきね」

昔とは生活スタイルも変わってきているけれど若い人たちにも引き継いでもらえたら、と話していました。

 

取材当日、たけのこ寿司を作っていたお母さんたち。たけのこ寿司の寿司飯の具の仕込みをしていました。ごぼうはささがきにして干し椎茸と一緒に煮、別の小鍋では人参がコトコト…。人参を別にして煮るのは、そうした方が人参の赤い色がきれいに出るからなのだそうです。なるほど! 寿司飯の味の決め手である柚子酢も自家製です。

大鍋では前日から塩抜きしていたたけのこの味付けの最中。落し蓋をして味をよくよく染み込ませます。

栗は緑さんの家でとれたもの。栗おこわに入れるのです。もう一つのお鍋ではおこわ用の小豆がお鍋の中でくるくると踊っていました。

「こうやって私たちが作れるのも、山のもんを分けてもらってるから」とお母さんたち。

台所はお出汁のいい香りと美味しいものたちの湯気でいっぱいに。お母さんたちはこうやってこの地の美味しいものを作り、守り続けてきたのです。

 

西石原のお母さんたちは田舎寿司を販売します。

こんにゃく寿司、みょうが寿司、リュウキュウ寿司、おいなりさん、たけのこ寿司…。色とりどりのお寿司たちです。
収穫できる9月に浸けておくみょうが、塩漬けしたリュウキュウ。お母さんたちの台所からは、その地の食材の一年間がみえてきます。

同じたけのこ寿司でも、地区によってたけのこの味付けも寿司飯の味も違います!それぞれの美味しさをぜひ味わっていただけたらと思います。

お母さんたちの味をどうぞお楽しみに!

 

11/16・17 とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

「とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店(11月16日・17日開催)」出店者紹介

この記事は、2019年11月16日・17日に開催される「とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店」に出店する土佐町の事業者さんたちを紹介するページです。イベント当日は、ここにご紹介していく土佐町の食べ物や木工品を製作販売している方々が集結します。みなさまぜひお立ち寄りください!

 

とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店イベントページ

 

le petit gouter (ルプチグーテ)

「le petit gouter」(ルプチグーテ)の意味は「小さなおやつ」。フランス菓子づくりを学んだ土佐町の尾﨑美穂さんが、生クリームや季節の果物などを使った生菓子を販売します。当日は10種類の生菓子、クッキーやパウンドケーキなど焼き菓子も販売する予定です。

 

工房にて

ずっとお菓子づくりが好きだったという美穂さん。自分でお菓子を作りたいと考えていた時にフランス菓子の講座が開かれることを知り、参加しました。講座終了後「お菓子教室やってみたら?」と講座の先生が声をかけてくれたことをきっかけに『お家でもできるフランス菓子』をテーマにした教室をスタート、現在フランス菓子の先生としても仕事をしています。やりたいと思っていたことが知らず知らずのうちにどこかでつながっていて今がある、と美穂さん。

今後、土佐町でも工房を構えようと準備中です。

 

取材当日、美穂さんが作っていたケーキ「le Fédora(ル・フェドラ)」。

上から、りんごとキャラメルのジュレ、キャラメルのムース、スイートチョコレートと生クリームのチョコレートムース、アーモンドをベースにしたスポンジの4つの層でできています。ひとつひとつの層がとても美しく、うっとりします。

小さな銅製のお鍋にりんごジュースと砂糖を入れて、コトコトと火にかけて作ったジュレを丁寧に重ね、「le Fédora(ル・フェドラ)」が完成です。

 

編集部は、出来立てをご馳走になりました!

この美味しさをなんと言ったらいいのでしょう…?!

もしこれから美穂さんのお店でこのケーキに出会ったら、間違いなくこのケーキを選ぶでしょう。お湯を沸かし、美味しい紅茶を淹れて、大切な人と「おいしいねえ」と言いながら味わいたいと思えるケーキです。(簡単にいうと、もう一個食べたい!ということです)

11月16日・17日の高知蔦屋書店イベントでも、この「le Fédora(ル・フェドラ)」を販売するそうです!

どうぞお楽しみに!

 

11/16・17 とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店 開催決定!

日時 2019年11月16日(土) 17日(日) 10:00~17:00
場所 高知蔦屋書店 〒780-0084 高知県高知市南御座6−10 Tel: 088-882-5544

 

南御座にある大型複合書店・高知蔦屋書店での土佐町ジャックの2日間です!

当日は内容も盛りだくさん!

●写真展 とさちょうものがたりの写真展。『キネマ土佐町』の上映も!

●物産展 土佐町の人たちが育んだ食べものや木工品、自慢のものを販売します!

●ワークショップ お山の技のいろいろ、作り方を習おう!

 

 

 ●とさちょうものがたりの写真展

 

とさちょうものがたり編集長である石川が撮影を続けている「土佐町ポストカードプロジェクト」「4001プロジェクト」の写真を蔦屋書店内に展示します。

蔦屋書店の一角が土佐町カラーで染められる様子をぜひ見にきてください! また土佐町の四季を撮影した動画「キネマ土佐町」の上映も行います。

 

写真は昨年6月に土佐町で開催された「石川拓也とさちょう写真展」から

 

石川拓也とさちょう写真展(前編)

 

 

 ●土佐町の物産展

 

土佐町で美味しい食べ物や美しい木工品などを作っている事業者さんたちの物産展です。土佐町からの直送ばかり!

参加する事業者さんは以下の通り。今後この欄で事業者さんのご紹介をしていきますので要チェックです!

⑴ sanchikara

土佐町・嶺北地域の生産者の皆さんが作った美味しい野菜を大きな町の人たちへ届けるべく奮闘しているsanchikara. 土佐町自慢の旬の野菜の数々をお届けします!

sanchikara @高知蔦屋書店

⑵ Forest

高知県産の木や竹を使った木工製品を生み出しているForest。木工職人である宅間宏治さんが毎日の生活が楽しくなるような雑貨や木の温かさが伝わる商品を作っています。

Forest @高知蔦屋書店

 

⑶ MISHIMA FARM

土佐町のワイナリー・ミシマファーム。60年前から守り続けて来たぶどう園では化学農薬・化学肥料を一切使っていません。自家栽培ぶどう100%のワインを醸造しています。

MISHIMA FARM @高知蔦屋書店

 

⑷ le petit gouter ルプチグーテ

「le petit gouter」(ルプチグーテ)の意味は「小さなおやつ」。フランス菓子づくりを学んだ尾崎美穂さんが作る、生クリームや季節の果物などを使った生菓子です。

le petit gouter @高知蔦屋書店

 

⑸ 季節の焼き菓子 OriOri

土佐町の季節の素材を使ったお菓子もたくさん!れいほく産の米粉を使ったグラノーラや卵や乳製品を使っていないスコーン、マフィン、クッキーなどが並びます。

季節の焼き菓子 OriOri @高知蔦屋書店

⑹ 平石・西石原 生活改善グループ

土佐町のお母さんたちが作った田舎寿司、栗おこわ、おもち、保存食など…。食材は全て土佐町産!お母さんの知恵と技がつまった美味しいものたちをお届けします。

生活改善グループ @高知蔦屋書店

 

⑺ むかし暮らしの宿 笹のいえ

土に根ざした昔ながらの暮らしを日々営んでいる笹のいえ。四季折々の暮らしから生まれた保存食の販売や料理研究家である笹のいえの女将シネマさんの料理本の販売もあります。

むかし暮らしの宿 笹のいえ @高知蔦屋書店

⑻ 山根くんの コーヒー

土佐町の山根くんが厳選した豆を自家焙煎した珈琲です。注文を受けてから一杯ずつ丁寧に入れるコーヒーを味わってみてください。

山根くんのコーヒー @高知蔦屋書店

⑼ とさちょうものがたり

「とさちょうものがたりZINE」や、土佐町・嶺北地域の障がいを持った方たちがシルクスクリーンで一枚ずつプリントしたオリジナルTシャツやトートバックを販売します。

 

 ●お山のワークショップ

 

とさちょうものがたりから「土佐町の文化」を紹介するワークショップ。「伝統芸」ともいえる技を体験してください。

⑴ さば寿司作り ワークショップ 11/16  13:00~15:00

土佐町にお店を構えて40年。84歳の長野静代さんがさば寿司の作り方を教えてくれます。たっぷりの柚子酢に漬け込んださばで作るお寿司は天下一品!長野さんの手さばきをご覧あれ!

長野さんのさば寿司

詳細はこちらから!

【ワークショップ】さば寿司づくり @高知蔦屋書店

 

⑵ 布ぞうり作り ワークショップ 11/17  13:00~15:00

土佐町の布ぞうり作り名人・筒井政利さんが教えてくれます。布の組み合わせによってぞうりの表情が変わります。素足で履く気持ち良さを体験してみてください!

古い浴衣の布で作った筒井さんの手作りぞうり

こちらの詳細はこのリンクから!

【ワークショップ】布ぞうりづくり @高知蔦屋書店

 

●この欄では、11月のイベント当日に向けて各事業者さんの紹介やワークショップの詳細を連載形式でお伝えしていきます。

イベントのお問い合わせやワークショップ参加申し込みは‥

とさちょうものがたり編集部 メール: info@tosacho.com または080-8631-7461 (鳥山)

までお願いします。

 

11月16日・17日は高知蔦屋書店! みなさまのご参加をお待ちしております!

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
くだらな土佐弁辞典

いんいん

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

いんいん

 

【意味】「うんうん」(相槌)

 

例文:リンリンとランランがいんいん

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

湖畔マラソン大会Tシャツ

参加ランナーのみなさま、たくさんのご注文をいただきましてありがとうございます。

おかげさまで140枚近くのご注文をいただくことができました。

11月11日の大会当日に向けて、とさちょうものがたりの作業場では記念Tシャツの製作が始まっています。正確に言うと昨日始まりました。

 

午前中は大豊町のファーストさん、午後は土佐町のどんぐりさん。

着実に一枚ずつ仕上げていってます。

ランナーのみなさまには大会当日にお渡しいたしますので、楽しみにしていてくださいね!

 

さめうらの郷 湖畔マラソン記念Tシャツ2019

 

 

 

 

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
くだらな土佐弁辞典

あずる

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

あずる

【動】手こずる、難儀する

 

【例】 パズルにあずる

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
土佐町ストーリーズ

くせ地(黒丸)

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

芥川から黒丸へ越す所の畝が丸山じゃが、その東に川を渡って行ったところにハヨがハエ言う所(く)がある。

以前は伐畑農業いうて、山を焼いては畑にして稗など作りよった。

その山を焼くに、人が中で火をつけよるに、そのまわりにずっと火をつけまわして、「早よう出え、早よう出え」と呼びまくって焼き殺したという。

そんでハヨがハエいうてここを耕すと祟りがあると言いよったが、今は植林になっちょります。

町史

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone