とさちょうものがたり

くだらな土佐弁辞典

ぷんつく

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ぷんつく

【動】 におう

 

【例】

「この部屋、ぷんつくね〜」

「ぷんつく茶釜」

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高知蔦屋書店

 


昨年11月に高知市内、南御座にオープンした高知蔦屋書店。ゆっくりと本を読みながら過ごせる店内は一日中いても飽きません。

その高知蔦屋書店でもとさちょうものがたりグッズの販売がスタートしました。

Zine01~04号、下田昌克画伯が原画を描き、土佐町の障害者就労支援施設「どんぐり」と大豊町のワークセンター「ファースト」がシルクスクリーンで印刷したTシャツやトートバッグ。

売り場には以下のようなポップも置いていただいています。

Zine01号~04号

シルクスクリーン

 

みなさま高知蔦屋書店にお寄りの際は、ぜひ手にとってみてくださいね!

 

高知 蔦屋書店  〒780-0084  高知県高知市南御座6-10  088-882-5544

 

 

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私の一冊

重光通子

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「もしも魔法が使えたら  戦争孤児11人の記憶」 星野光世 講談社

今年も終戦日が来ました。

この時期、戦中戦後の様々な出来事が報道されますが、身寄りを亡くした子供達がたくさんいたこと、又、その子供達がどのような道をたどったのか話題になることは少ないと思います。

ゴミのような扱いをされ、山に捨てられ、多くの子供達は死しかなかったでしょう。そんな中で生き残った数少ない方々のこの事実を後世に残したいと書かれた本です。

戦後74年、沖縄の地上戦、そして日本中が戦火で焼土になった事が風化されつつある今、今ある平和は“二度と戦争をしない”と明記した憲法が、日本が戦をしない歯止めになって守られて来たと私は思っています。

愛おしい人たちが二度とこの様な事にならないことを願いつつ、戦争の悲惨さを少しでも覚えている世代として、ぜひ多くの方々に読んでいただきたい一冊です。

重光通子

 

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私の一冊

西谷紅葉

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「山賊ダイアリー」 岡本健太郎 講談社

狩猟生活は世の男子の夢!のはず!

僕はこの漫画を読んで田舎暮らしをしようと決意したところもあったりします。

免許を取り、罠を作るところから獲物をさばいて食べるところまで、親しみやすい絵でユーモラスに描かれているのでリラックスして読むことが出来ます。

サバイバルの豆知識もたくさん出てくるので為になりますが、この漫画の真骨頂は食レポにあります。

ん?雑か?と思いきや主人公の表情で美味しさ度合いが伝わってきて、言葉が少し足りないところも想像力を刺激し、「食べたい!」気持ちを駆り立てられます。

全7巻で完結していますが、続編の「山賊ダイアリーSS」という海をメインに描かれた漫画も出ているので、そちらも合わせておすすめします。

西谷紅葉

 

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くだらな土佐弁辞典

なぐれる

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なぐれる

【動】

自分の仕事以外の事に煩わされて、自分の時間がつぶれること。

 

【例】

●「子どもの買い物に付き合わされて、今日は半日なぐれた」
●「長電話が次々来て、なぐれて仕事にならざった」

ちなみに地元の知り合いの例

彼女は都会から嫁に来て、畑仕事から帰って来た義父が、今日はこじゃんとなぐれた! と言うのを聞き えーっ?殴られた?とが渦巻いたそうです。

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「とさちょうものがたり ZINE 」は、一定期間の無料配布の後に増刷し、バックナンバーとして販売を行なっています。

ありがたいことに「とさちょうものがたり ZINE」を販売してくださるお店が少しずつ増えてきました。今日は大阪府吹田市と高知市で販売してくださっているお店を紹介します。

 

クレヨンハウス大阪店

 

1976年にオープンした、作家の落合恵子さんが主宰する「クレヨンハウス」。クレヨンハウス大阪店で「とさちょうものがたりZINE」を販売していただいています。

 

店内には選び抜かれた本や雑貨、子どものおもちゃがたくさん!

 

2階へ上がる階段の途中にある本棚に並んでいます。

以前から無料配布を引き受けてくださっていたクレヨンハウス大阪店。販売したいと相談すると、快諾してくださいました。店長の山本さんが「土佐町のことを通して、人として大切なことや普遍的なことを取り上げているのですね」と言ってくださったことは、私たちにとって大きな励みになっています。

クレヨンハウス大阪店 〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3-34-24 電話:06-6330-8071

 

 

 

TSUTAYA中万々店

 

先日、シルクスクリーン・ワークショップを行ったTSUTAYA中万々店。とさちょうものがたり編集長の石川が撮影した写真と土佐町オリジナルTシャツがゆらゆら揺れるなかで「とさちょうものがたりZINE」やTシャツ、CD「Live in 土佐町」を販売してくださっています。

 

撮影:山本剛さん

イベント時にお世話になったTSUTAYA中万々店の水谷さんは、下田さんの著書を以前から持っていたそうで「土佐町のTシャツの絵を描いた下田さんの本も一緒に販売しましょう!」と言ってくださいました。

中万々店オリジナルグッズを作ったり、本に手書きのポップを付けたり、店員さんの「熱」を伝える工夫が散りばめられているTSUTAYA中万々店。

ぜひ足を運んで見てくださいね!

TSUTAYA中万々店 〒780-0972 高知県 高知市中万々809 電話:088-875-0320

 

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とさちょうものがたりのシルクスクリーンに、新たな仲間たちが!

 

みなさま、いつもとさちょうものがたりのシルクスクリーン事業を応援していただきありがとうございます。

今年度は、れいほく博という一大イベントのポロシャツを製作させていただいていることもあり、最近では生産がなかなか追いつかないほどの発注をいただいております。ありがたや。お待たせしてしまっている方々は、すみませんがもう少しお待ちいただけるとありがたいです。

嬉しい悲鳴が、少しずつ本当の悲鳴になってきそうな今日この頃、このシルクスクリーン事業に新たな仲間が増えました。

それが大豊町のファーストさん。正式には「就労継続支援B型ワークセンター ファースト」。

最近では職員さんを含めた3人のチームで、週3回ほどシルクスクリーンのお仕事をしに作業場まできていただいています。

 

 

この日は、下田昌克さんが描いてくれた「おおくまたか」をTシャツに印刷しました。ファーストのみなさんが作業場に来るたびに上達していく様子が頼もしい。

 

「おおくまたか」 モデルは土佐町の改善センター玄関のおおくまたか剥製です。

 

先ほど書いたように、今年度はれいほく博という嶺北地方のイベントのポロシャツを製作販売することで、土佐町の枠を超えた4町村の方々から多くの発注をいただいています。

折しも、現在はちょうど大豊町役場のみなさまからの発注分(160枚という大量の発注をいただきました。ありがとうございます。)をせっせと作る日々。

そこにファーストさんが参加してお仕事をしてもらうことで、大豊町の方々から頂いたものを、可能な限り大豊町に戻すという循環が可能になります

そうやって少しずつ循環の輪の質を高くしていった結果として、関わる全ての方々が笑顔で楽しんで、同時にきちんと稼げる場所にしていきたいと考えています。

 

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イメージ図

参加募集パンフレット裏面

さめうらの郷 湖畔マラソン記念Tシャツ2019

 

土佐町には年に一度、11月に「さめうらの郷 湖畔マラソン」という名のマラソン大会がありまして。

地元の方には略して「湖畔マラソン」と呼ばれております。

その名の通り、これはさめうらダム湖の周囲を回るマラソン大会なのです。

当日には毎回町内外から総勢1200人のランナーさんが集結します。トップ争いのランナーさんたち、自己記録更新を目論む方々、もしくはマイペースで風景を楽しみながら走る方々など、たくさんの人々が様々に思い思いに湖畔周回のコースを楽しむ熱い大会となっております。

 

2019年は11月10日に開催!

その11月10日(日)の開催に先立って、本日8月1日より大会参加募集が開始しました。湖畔マラソンを走ったことがある方もない方も、奮ってご参加お待ちしています。

湖畔マラソンウェブサイト

 

さて、ここから本題

昨年度の湖畔マラソンから、とさちょうものがたりは大会記念Tシャツを製作販売させていただいています。

製作はもちろん、土佐町と嶺北の障がいを持った方々がシルクスクリーンで印刷します!

以下が2019年度バージョンの背中の絵柄。いかがでしょう?

背中の図柄、2019年度のタイトルは”THOREAU”(ソロー)。

生命を育む樹木を中心に、土佐町に生きる動物たちを表しています。

円上部には”SAMEURA KOHAN MARATHON TOSACHO, KOCHI 2019″(さめうら 湖畔マラソン 土佐町 高知 2019)。

円下部には”LIFE IN US IS LIKE THE WATER IN A RIVER – HENRY DAVID THOREAU”。

「水で活きる」をテーマに掲げる土佐町にちなみ、19世紀アメリカの哲学者・作家であるヘンリー・デイヴィッド・ソローの「私たちにとって命とは、川にとっての水である」という言葉を印刷しています。

 

記念すべき最初の1枚

このTシャツは、「さめうらの郷湖畔マラソン大会」参加者限定のものとなっております。みなさまぜひこのTシャツで湖畔マラソンを走ってください。

 

以下は具体的なインフォメーションです。

●素材 ポリエステル100%   ※吸水速乾性と紫外線カットをかなえる高性能ドライTシャツ

●色  グリーン

●料金 ¥2,500-

 

サイズ表 ※単位はcm

 

注:このTシャツは、「さめうらの郷湖畔マラソン大会」参加者限定のものとなっております。Tシャツ受け渡しは11月10日の大会当日、会場にて行いますのでご注意ください!

●ご注文は以下のリンク(またはパンフレット)より、大会参加申し込みと同時にお願いいたします。

●大会参加のお申し込みは8月1日から9月20日となっております。

※とさちょうものがたりウェブサイト並びに土佐町役場ではご注文いただけませんのでご注意ください。

大会公式ウェブサイト

RUNNET

・大会パンフレット(最寄りのゆうちょ銀行または郵便局)

※大会パンフレット(申し込み用紙)をご希望の方は、土佐町教育委員会までご連絡ください。電話: 0887-82-0483

 

たくさんのお申し込みをお待ちしております!

 

 

ちなみに以下は昨年度のTシャツ & 大会レポートです。

さめうらの郷湖畔マラソン大会記念Tシャツ

さめうらの郷湖畔マラソン大会Tシャツを作りました!

さめうらの郷湖畔マラソン大会、ありがとうございました!

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2019年7月27日、高知市TSUTAYA中万々店にて、シルクスクリーン・ワークショップを開催しました !
参加してくださったお客さま、TSUTAYA書店のみなさん、ありがとうございました!

お客さまに
・「TSUTAYA中万々店オリジナルイラスト」
・「とさちょうものがたりx下田昌克 “夏” イラスト」

のどちらかのデザインを選んでいただいて、Tシャツかトートバッグに印刷します。

 

TSUTAYA中万々店のデザインは、店員の山中由貴さんがこの日のために描き下ろしたもの。「TSUTAYA中万々店にとって初めてのオリジナルグッズになりました!」と喜んでくださいました。トートバックは、TSUYAYA中万々店にて、現在販売中です!

インクは茶色。TSUTAYA中万々店オリジナルキャラクターの名前は「ブックン」

 

 

開始時間前から待っていてくれたお客さまは、土佐町のオリジナルTシャツをプリント。

 

土佐町から小さなお客さまが来てくれました。

 

「トートバック、仕事で使います!」と喜んでくれました。

 

「トートバックが作りたくて来ました!」という方も。

 

印刷して版をあげた時、みなさんが、ぱっと笑顔になるのがいいなあと思います。ものを作るということは楽しい。誰かが喜んでくれたらうれしい。その気持ちを交換しているような気がします。参加してくださった方、TSUTAYA書店のみなさん、ありがとうございました!

店内を歩く人から「あ、『とさちょうものがたり』や。湖畔マラソンのTシャツを作ってるところだ」という声が聞こえてきました。(そうです!今年も準備してますよ〜! )

 

長い間、熱心に作業を見ていた女の子がいました。

土佐町のTシャツの絵を描いてくれた下田昌克さんの絵本、「とさちょうものがたりZINE」や土佐町オリジナルTシャツ、CD「Live in 土佐町」も販売しました。引き続き、お店で販売しているので、お近くの方はぜひ!

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とさちょうものづくり

Zine 04号を発行しました!

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48P / フルカラー / A4

 

とさちょうものがたり ZINE 04号を発行しました!

本日7月19日(金)に発行です。土佐町内の方々には全戸配布されますので少しお待ちくださいね。

「とさちょうものがたり ZINE」は当サイト「とさちょうものがたり」から生まれた土佐町の雑誌。04号は窪内隆起さんの連載「山峡のおぼろ」を一冊にまとめました。

 

窪内隆起 (くぼうち・たかおき) 

元産経新聞・司馬遼太郎氏担当編集者。 昭和7年(1932)高知県土佐町(旧地蔵寺村)に生まれ、12歳まで西石原地区で育つ。 1955年産経新聞大阪本社入社。文化部在籍中に司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」「坂の上の雲」の連載を担当。 産経退職後テレビ高知報道制作局長、監査役。1988年に随想集「たて糸よこ糸」で高知県出版文化賞受賞。

 

司馬遼太郎さんが「竜馬がゆく」「坂の上の雲」を執筆されていたまさにその頃、産経新聞の記者であった窪内隆起さんは司馬さんの担当編集者をされていました。

その窪内さんは、12歳まで土佐町西石原で過ごしています。約70~80年前の土佐町(当時は地蔵寺村)の暮らしを描いた連載が「山峡のおぼろ」です。

ZINE04では、連載「山峡のおぼろ」から17話を厳選、未公開作3本を加えた20の物語をまとめました。

 

私たちは今ここにいて、
「私たち自身がどこからどうやって歩んできたのか」を知りたいと思う。

昔を懐かしむためでなく、
便利な時代になったと確認したいためでもなく、
「私たち自身がこれからどこへ向かうのか」を
考え答えを導き出すために。

現在この場所で生きている私たちにとって、
ここまで連れてきてくれた世代の人々が、
どのように暮らし、何を考え、
どんな笑顔と泣き顔があったのかを知ることは、
「私たちが次の世代をどこへ連れて行くのか」を
考えることと同じこと。

「あのころ」を知る。「これから」のために。

04号3ページより 文:石川拓也

 

昔を懐かしむためのものではなく、これからの未来を築くための一冊です。

 

とさちょうものがたりZINEは発行後の一定期間は無料配布、その後はバックナンバーとして書店などでの販売期間になります。

04号はだいたい8月初旬までを無料配布期間としています。配布は以下の場所で随時開始します。※これから発送を始めますのでしばらく時間がかかる場合があります。ご注意ください。

ZINE

 

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