なぐれる
【動】
自分の仕事以外の事に煩わされて、自分の時間がつぶれること。
【例】
●「子どもの買い物に付き合わされて、今日は半日なぐれた」
●「長電話が次々来て、なぐれて仕事にならざった」
ちなみに地元の知り合いの例
彼女は都会から嫁に来て、畑仕事から帰って来た義父が、今日はこじゃんとなぐれた! と言うのを聞き えーっ?殴られた?と❓が渦巻いたそうです。
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「とさちょうものがたり ZINE 」は、一定期間の無料配布の後に増刷し、バックナンバーとして販売を行なっています。
ありがたいことに「とさちょうものがたり ZINE」を販売してくださるお店が少しずつ増えてきました。今日は大阪府吹田市と高知市で販売してくださっているお店を紹介します。
1976年にオープンした、作家の落合恵子さんが主宰する「クレヨンハウス」。クレヨンハウス大阪店で「とさちょうものがたりZINE」を販売していただいています。
2階へ上がる階段の途中にある本棚に並んでいます。
以前から無料配布を引き受けてくださっていたクレヨンハウス大阪店。販売したいと相談すると、快諾してくださいました。店長の山本さんが「土佐町のことを通して、人として大切なことや普遍的なことを取り上げているのですね」と言ってくださったことは、私たちにとって大きな励みになっています。
先日、シルクスクリーン・ワークショップを行ったTSUTAYA中万々店。とさちょうものがたり編集長の石川が撮影した写真と土佐町オリジナルTシャツがゆらゆら揺れるなかで「とさちょうものがたりZINE」やTシャツ、CD「Live in 土佐町」を販売してくださっています。
イベント時にお世話になったTSUTAYA中万々店の水谷さんは、下田さんの著書を以前から持っていたそうで「土佐町のTシャツの絵を描いた下田さんの本も一緒に販売しましょう!」と言ってくださいました。
中万々店オリジナルグッズを作ったり、本に手書きのポップを付けたり、店員さんの「熱」を伝える工夫が散りばめられているTSUTAYA中万々店。
ぜひ足を運んで見てくださいね!
みなさま、いつもとさちょうものがたりのシルクスクリーン事業を応援していただきありがとうございます。
今年度は、れいほく博という一大イベントのポロシャツを製作させていただいていることもあり、最近では生産がなかなか追いつかないほどの発注をいただいております。ありがたや。お待たせしてしまっている方々は、すみませんがもう少しお待ちいただけるとありがたいです。
嬉しい悲鳴が、少しずつ本当の悲鳴になってきそうな今日この頃、このシルクスクリーン事業に新たな仲間が増えました。
それが大豊町のファーストさん。正式には「就労継続支援B型ワークセンター ファースト」。
最近では職員さんを含めた3人のチームで、週3回ほどシルクスクリーンのお仕事をしに作業場まできていただいています。
この日は、下田昌克さんが描いてくれた「おおくまたか」をTシャツに印刷しました。ファーストのみなさんが作業場に来るたびに上達していく様子が頼もしい。
先ほど書いたように、今年度はれいほく博という嶺北地方のイベントのポロシャツを製作販売することで、土佐町の枠を超えた4町村の方々から多くの発注をいただいています。
折しも、現在はちょうど大豊町役場のみなさまからの発注分(160枚という大量の発注をいただきました。ありがとうございます。)をせっせと作る日々。
そこにファーストさんが参加してお仕事をしてもらうことで、大豊町の方々から頂いたものを、可能な限り大豊町に戻すという循環が可能になります。
そうやって少しずつ循環の輪の質を高くしていった結果として、関わる全ての方々が笑顔で楽しんで、同時にきちんと稼げる場所にしていきたいと考えています。
土佐町には年に一度、11月に「さめうらの郷 湖畔マラソン」という名のマラソン大会がありまして。
地元の方には略して「湖畔マラソン」と呼ばれております。
その名の通り、これはさめうらダム湖の周囲を回るマラソン大会なのです。
当日には毎回町内外から総勢1200人のランナーさんが集結します。トップ争いのランナーさんたち、自己記録更新を目論む方々、もしくはマイペースで風景を楽しみながら走る方々など、たくさんの人々が様々に思い思いに湖畔周回のコースを楽しむ熱い大会となっております。
その11月10日(日)の開催に先立って、本日8月1日より大会参加募集が開始しました。湖畔マラソンを走ったことがある方もない方も、奮ってご参加お待ちしています。
昨年度の湖畔マラソンから、とさちょうものがたりは大会記念Tシャツを製作販売させていただいています。
製作はもちろん、土佐町と嶺北の障がいを持った方々がシルクスクリーンで印刷します!
以下が2019年度バージョンの背中の絵柄。いかがでしょう?
背中の図柄、2019年度のタイトルは”THOREAU”(ソロー)。
生命を育む樹木を中心に、土佐町に生きる動物たちを表しています。
円上部には”SAMEURA KOHAN MARATHON TOSACHO, KOCHI 2019″(さめうら 湖畔マラソン 土佐町 高知 2019)。
円下部には”LIFE IN US IS LIKE THE WATER IN A RIVER – HENRY DAVID THOREAU”。
「水で活きる」をテーマに掲げる土佐町にちなみ、19世紀アメリカの哲学者・作家であるヘンリー・デイヴィッド・ソローの「私たちにとって命とは、川にとっての水である」という言葉を印刷しています。
このTシャツは、「さめうらの郷湖畔マラソン大会」参加者限定のものとなっております。みなさまぜひこのTシャツで湖畔マラソンを走ってください。
以下は具体的なインフォメーションです。
●素材 ポリエステル100% ※吸水速乾性と紫外線カットをかなえる高性能ドライTシャツ
●色 グリーン
●料金 ¥2,500-
●ご注文は以下のリンク(またはパンフレット)より、大会参加申し込みと同時にお願いいたします。
●大会参加のお申し込みは8月1日から9月20日となっております。
※とさちょうものがたりウェブサイト並びに土佐町役場ではご注文いただけませんのでご注意ください。
・大会パンフレット(最寄りのゆうちょ銀行または郵便局)
※大会パンフレット(申し込み用紙)をご希望の方は、土佐町教育委員会までご連絡ください。電話: 0887-82-0483
たくさんのお申し込みをお待ちしております!
ちなみに以下は昨年度のTシャツ & 大会レポートです。
2019年7月27日、高知市TSUTAYA中万々店にて、シルクスクリーン・ワークショップを開催しました !
参加してくださったお客さま、TSUTAYA書店のみなさん、ありがとうございました!
お客さまに
・「TSUTAYA中万々店オリジナルイラスト」
・「とさちょうものがたりx下田昌克 “夏” イラスト」
のどちらかのデザインを選んでいただいて、Tシャツかトートバッグに印刷します。
TSUTAYA中万々店のデザインは、店員の山中由貴さんがこの日のために描き下ろしたもの。「TSUTAYA中万々店にとって初めてのオリジナルグッズになりました!」と喜んでくださいました。トートバックは、TSUYAYA中万々店にて、現在販売中です!
印刷して版をあげた時、みなさんが、ぱっと笑顔になるのがいいなあと思います。ものを作るということは楽しい。誰かが喜んでくれたらうれしい。その気持ちを交換しているような気がします。参加してくださった方、TSUTAYA書店のみなさん、ありがとうございました!
店内を歩く人から「あ、『とさちょうものがたり』や。湖畔マラソンのTシャツを作ってるところだ」という声が聞こえてきました。(そうです!今年も準備してますよ〜! )
土佐町のTシャツの絵を描いてくれた下田昌克さんの絵本、「とさちょうものがたりZINE」や土佐町オリジナルTシャツ、CD「Live in 土佐町」も販売しました。引き続き、お店で販売しているので、お近くの方はぜひ!
とさちょうものがたり ZINE 04号を発行しました!
本日7月19日(金)に発行です。土佐町内の方々には全戸配布されますので少しお待ちくださいね。
「とさちょうものがたり ZINE」は当サイト「とさちょうものがたり」から生まれた土佐町の雑誌。04号は窪内隆起さんの連載「山峡のおぼろ」を一冊にまとめました。
窪内隆起 (くぼうち・たかおき)
元産経新聞・司馬遼太郎氏担当編集者。 昭和7年(1932)高知県土佐町(旧地蔵寺村)に生まれ、12歳まで西石原地区で育つ。 1955年産経新聞大阪本社入社。文化部在籍中に司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」「坂の上の雲」の連載を担当。 産経退職後テレビ高知報道制作局長、監査役。1988年に随想集「たて糸よこ糸」で高知県出版文化賞受賞。
司馬遼太郎さんが「竜馬がゆく」「坂の上の雲」を執筆されていたまさにその頃、産経新聞の記者であった窪内隆起さんは司馬さんの担当編集者をされていました。
その窪内さんは、12歳まで土佐町西石原で過ごしています。約70~80年前の土佐町(当時は地蔵寺村)の暮らしを描いた連載が「山峡のおぼろ」です。
ZINE04では、連載「山峡のおぼろ」から17話を厳選、未公開作3本を加えた20の物語をまとめました。
私たちは今ここにいて、
「私たち自身がどこからどうやって歩んできたのか」を知りたいと思う。
昔を懐かしむためでなく、
便利な時代になったと確認したいためでもなく、
「私たち自身がこれからどこへ向かうのか」を
考え答えを導き出すために。
現在この場所で生きている私たちにとって、
ここまで連れてきてくれた世代の人々が、
どのように暮らし、何を考え、
どんな笑顔と泣き顔があったのかを知ることは、
「私たちが次の世代をどこへ連れて行くのか」を
考えることと同じこと。
「あのころ」を知る。「これから」のために。
04号3ページより 文:石川拓也
昔を懐かしむためのものではなく、これからの未来を築くための一冊です。
とさちょうものがたりZINEは発行後の一定期間は無料配布、その後はバックナンバーとして書店などでの販売期間になります。
04号はだいたい8月初旬までを無料配布期間としています。配布は以下の場所で随時開始します。※これから発送を始めますのでしばらく時間がかかる場合があります。ご注意ください。
先日、以下のような記事を紹介しました。
本山町の障がい者支援施設「しゃくなげ荘」が新たにオープンしたカフェのスタッフポロシャツを、とさちょうものがたり x どんぐりのシルクスクリーンで作りました、という記事です。
今回は、その続きです。
しゃくなげ荘から、今度は本部で職員さんが着るためのスタッフポロシャツを発注していただきました。
しゃくなげ荘は、職員さんたち参加のコンペにより、胸と背中のデザインを自ら制作したそうです。「できることは自分たちで」の姿勢が素晴らしいなあと思います。
そして、できたのがこちら!
デザインを職員さんたちが考えていると聞いてから、どんなデザインになるのかと私たちもワクワクしていました。
職員さんも「ポロシャツ、すごく楽しみです!」と言ってくださっていて、とてもうれしく思いました。
胸のデザインはこちらです。
背中と胸の絵はそれぞれ別の職員さんが描いたのだそうです。
そうそう、「しゃくなげ荘スタッフポロシャツ」制作から、下の写真の道具を導入しました。「プリントマシーン」です!
版を固定しているので、常に同じ位置にプリントすることができます。今までの方法と比べ、想像以上にスピードが上がり、制作側みんなで驚いたのでした。
もちろん一枚一枚手でプリントすることには変わりません。今まで通り、丁寧に制作していきたいと思います。
完成したポロシャツをしゃくなげ荘にお届けしました。「お〜、いいですね!」というお声がうれしかったです!
同じ場で働く人たちが頭をひねって考えたデザインのポロシャツ、とてもいいなと思います。
昨年から始めたシルクスクリーンが少しずつ認知され、広がっていることに感謝しています。
ありがとうございます!
7月27日(土)、高知市の「TSUTAYA中万々店」 にて、シルクスクリーンのワークショップをします!
ふだんからとさちょうものがたりのシルクスクリーン印刷をしているどんぐりのメンバーさんと、シルクスクリーンを体験してみませんか?
イベント当日は、
①TSUTAYA中万々店オリジナルデザイン
(ただ今、TSUTAYA中万々店の書店員さんがTSUTAYAオリジナルデザインを製作中!)
②とさちょうものがたりオリジナルデザイン
の2種類のデザインから好きな方を選び、トートバックやTシャツを制作することができます。
ZINEの販売をしたいというお話をするために、TSUTAYAさんの事務所へ伺った時のこと。
シルクスクリーンで印刷したトートバックやポロシャツも持って行き、私たちの取り組みの話をさせていただきました。
ちょうどTSUTAYA中万々店さんでもオリジナルのトートバックを作りたいと思っていたとのこと、トントン拍子に話は進み「ZINEの販売に合わせてイベントをやりましょう!」ということになったのです。
先日の打ち合わせ時にスタッフの方が「TSUTAYAのロゴととさちょうものがたりのロゴを一緒にデザインの中に入れたい。同じ高知に住んでいる人たちと何かやれたらと思っていたんです。このワークショップを一緒に作り上げるのだから」と言ってくださいました。
その気持ちがとてもありがたく、一緒にワークショップができることを本当にうれしく思ったのでした。
7月27日(土)はぜひTSUTAYA中万々店へ!
お待ちしています!
とさちょうものがたり x どんぐりのシルクスクリーン事業、町内外のみなさまにはいつも温かく応援していただきありがとうございます。
事業開始から2年目の現在、特に嶺北地方の多くの方々に知っていただいていることを日々感じる毎日。「うちのスタッフポロシャツ作ってほしい」「以前作っていたあのTシャツがほしい」などなど、嬉しいお言葉をいただけることが増えました。
町を歩いている時やスーパーで買い物している時も、私たちが製作したポロシャツやトートバッグを目にする機会も多くなりました。
とても心踊る瞬間になると同時に、印刷を担当するどんぐりのメンバーさんたちにとって大きな自信につながることだと思います。
ものづくりの現場にとって、これほどやりがいを感じられる瞬間はありません。
新しいデザインができるたびに興味を持って接していただくみなさまのおかげです。ありがとうございます。
さて、今回の記事はいつもの「〇〇作りました!」ではありません。
とさちょうものがたり x どんぐりで昨年スタートしたシルクスクリーン事業が、次のステップに進むことになりましたのでそのご報告をいたします。
具体的に言うと、事業の形態が新しくなりました。
これまで、とさちょうものがたりからどんぐりに印刷のお仕事を発注する形で進んできたこの事業ですが、昨年1年間やってきたことで、さらに一歩ステップを前に踏むことにしました。新たな形は、どんぐりからとさちょうものがたりへの「企業研修」という形を取ることになりました。
関わるメンバーさんは変わりません。どんぐりのメンバーさんが、とさちょうものがたり(任意団体 風)に企業研修としてお仕事に来る、という形になります。
具体的に何が変わるかというと、メンバーさんがとさちょうものがたりの作業場に仕事に来る場合、これまではどんぐりの職員さんの付き添いが必須だったのですが、これからはメンバーさんが自分で作業場に来て、仕事をして、自分で帰宅するという形になります。
メンバーさん自身がやりたかったり、発注が溜まっている時期などは、どんぐりの就業時間に関わらず仕事をすることになります。
同時に賃金も枚数を作れば作るほど稼げる仕組みに移行しました。シンプルでわかりやすい仕組みのもと、このシルクスクリーン事業に関わってくれる全ての方々がやりがいを感じて仕事をしていただけたらうれしいし、そんな仕組みを可能な限り良いものにしていくことが「とさちょうものがたり」の仕事であると考えています。
このシルクスクリーン事業の最終的な目的はスタートした当初から全く変化ありません。
それを一言でいえば、土佐町・嶺北の障がい者さんたちの笑顔。さらには様々な特性を持った異なった人々が集って共に生きていくための場づくり。あ、ぜんぜん一言で言えてないですね。。。とにかく、そこにたどり着くための道路整備を少ししましたよ、というのがこの記事の趣旨であって、目的地は終始変わっていません。
今後の「〇〇作りました!」や「XX作ります!」などの記事に、「障がい者就労支援施設 どんぐり」の表記が減ったり無くなったりする場合が想定されますが、シルクスクリーンでの製作現場において、上記のような前向きな変更があったことがその大きな理由です。
いつも「とさちょうものがたり」を訪れていただいているみなさま、シルクスクリーン事業に興味を持って見ていただいているみなさまにはその旨ご理解いただきたく、日頃の感謝とともにこのような形でご報告させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
とさちょうものがたり編集部