
黒丸 | 和田いと
土佐町の北端に位置する瀬戸川渓谷。「アメガエリの滝」という地名を耳にしたことがある方は多いのではないかと思います。
この「土佐町ポストカードプロジェクト」の最初の一枚は、満月の光に照らされたアメガエリの滝だったのですが、今回は滝の少し上流のいわゆる「渕」での撮影です。
ムシムシとした夏の日の午後でしたが、滝周囲の空気はひんやり、流れる透明な水も足をつけてみればひんやり。爽やかな清涼感にひととき包まれるのでした。
岩の上に登ってくれたのは、和田いとくんです。
著者名
記事タイトル
掲載開始日
図らずもTPP。あっちのTPPではありません。
土佐町在住の写真家、石川拓也がひと月に1枚のポストカードを作るプロジェクト。
2016年11月から始まり、たまに遅れたりもしながら、いちおう、今のところ、毎月1枚発表しています。
各ポストカードは土佐町役場の玄関と道の駅さめうらにて無料で配布しています。

黒丸 | 和田いと
土佐町の北端に位置する瀬戸川渓谷。「アメガエリの滝」という地名を耳にしたことがある方は多いのではないかと思います。
この「土佐町ポストカードプロジェクト」の最初の一枚は、満月の光に照らされたアメガエリの滝だったのですが、今回は滝の少し上流のいわゆる「渕」での撮影です。
ムシムシとした夏の日の午後でしたが、滝周囲の空気はひんやり、流れる透明な水も足をつけてみればひんやり。爽やかな清涼感にひととき包まれるのでした。
岩の上に登ってくれたのは、和田いとくんです。

石原地区に流れる「押ノ川(おすのかわ)」。
この写真は先日刊行した「とさちょうものがたりzine」8号の表紙にも使用したものです。
8号の著者である窪内隆起さんが少年の頃に、草鞋で駆け回ったであろう川。
隆起少年の影を追いながら撮影した夏の日の押ノ川でした。

2021 May | 杉本旬
土佐町では誰もが知るダムが「早明浦ダム」ですが、もうひとつこの「稲叢ダム」もあります。(「稲村ダム」という表記する場合もあります)
町の北西部に鎮座する稲叢山の麓に作られたこの稲叢ダム、「ロックフィルダム」という工法で、岩を積み上げた独特な外観をしています。
新緑の鮮やかなこの季節に、杉本旬くんが走る後ろ姿を撮影しました。

一の谷 | 長野恵弦 桃也
地図上で土佐町を見て左上の位置に稲叢ダムがあります。
町中心部から向かった時に、黒丸とアメガエリの滝を通り越し、稲叢ダムの手前にあるのが「一の谷」。
地元の方に聞くとここは昔、石切り場でありました。
削り出された石や岩は、ロックフィルダムという石を積み上げて作る工法で建てられた稲叢ダムの建材になったそうです。
ダムの工事が終わった後、一の谷に少しずつ桜の木を植え始めた人がいました。谷種子さんというその方は、毎年休むことなく桜を植え続け、今年で24年が経つそうです。
標高が高いので、町中心部とは3週間ほどの時期の差があります。この写真を撮影したのは4月25日。
「植える人」がいてくれたから、一の谷はこの時期にも桜が楽しめる場所になっています。谷種子さんのお話は、また改めて記事にしたいと思っています。
ふたつの小さな後ろ姿は、長野恵弦くんと桃也くんの兄弟です。

南泉 | 森岡藍・知世
このポストカードには初登場の南泉。4月初旬に車を運転していて目に入った艶やかな桜の花に導かれるようにしてこの場所にたどり着きました。
今年は桜が早くて、町の桜はもう終わりかけています。山の上の方の桜はこれからでしょうか?
桜の前で遊びまわっているのは森岡藍ちゃんと知世ちゃんの姉妹です。

峯石原
峯石原、晩冬の星空。
撮影時間は1時間ほど。星は1時間でこのぐらいの距離を移動します。
4本見える破線は飛行機?または人工衛星?
何も動いていないようにも見える夜空も、実は様々なものが動いています。

2021 Jan. | 近藤稜真・優真
土佐町の最も高い場所にある集落が黒丸。黒丸の河内神社は、昔から黒丸の住人の氏神様として大切にされてきました。
ここには御神木と呼ぶにふさわしい立派な木が3本。前に立つのが槇で、後ろが杉です。槇の上部に開いている穴はムササビの巣穴だそうです、
数百年の間、黒丸の住民を見守ってきたであろう樹木。一緒に写っているのは近藤稜真くんと優真ちゃんの兄妹です。

時は2020年の年末、所は大谷の鏡峰寺。
鏡峰寺では、朝晩6時にこの鐘を鳴らします。鳴らしているのは住職の吉永公明さん。
毎日休むことなく、地区の方々にゴーンゴーンと時をお知らせしています。
とさちょうものがたり編集部も近くにあるのでこの鐘の音は聞こえてきます。鏡峰寺の鐘がなっているのでもう6時、というのはいつの間にかぼくの体に染み込んでいるようです。
土佐町に来て5年足らずのぼくがそうなので、もっと長く住んでいる地区の方々にとってはさらに生活必需的な音になっているのでしょう。
こういう種類の「音」の価値をどう言葉にしたらいいのか、ボキャブラリーの足りなさを痛感しますが、「体に染み込む」音である、ということは間違いないようです。
年末のある晴れた日に、和田雫ちゃんと虎哲くんの姉弟に鐘を突いてもらって撮影しました。

相川 | 田岡澄人・明咲希
相川小学校の川向かいに広がるゆず畑。11月のある晴れた日、収穫が行われていた時期にお邪魔して撮影してきました。
長靴で走りまわってくれた後ろ姿は田岡澄人くんと明咲希ちゃんの兄妹。現在はフランスにも輸出されているというゆず畑を、数十年後にはどちらかが受け継いでいくことになるのかもしれません。

宮古野 | 山中愛依・楓里
場所は宮古野地区、白髪神社の参道です。後ろに鎮座しているのが御神木。
10月のある日、町のあちこちで咲き繁っていたコスモスを束にして、山中愛依ちゃんと楓里ちゃんの姉妹に持ってもらって撮影しました。
ふたりとも元気いっぱいでコスモスを持ったまま走りまわり遊びまわり、見ているこちらまで元気をもらえるような撮影となりました。
撮影協力(コスモス)‥久野兆佳さん