2023年2月

くだらな土佐弁辞典

ひっぱりさがしちゅう

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【動詞】ものをいっぱいにしている

 

例:あれやこれや、ひっぱりさがしちゅう     意味:あれやこれや、ものをいっぱいにしている

 

 

土佐町の和田勝幸さんが教えてくれた土佐弁です。

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私の一冊

西野内小代

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「天路の旅人」 沢木耕太郎 新潮社

この本の作者さんがNHKのクローズアップ現代に出演されていたのを偶然目にし、即ネット注文した。

この分厚い本を、さて完読できるのだろうか…と悩ましく思いながらページを開く。いやいや、とんでもない!ページを繰る手が止まりません。

第二次世界大戦末期、敵国である中国の奥深くまで、蒙古人になりすまして潜入した「西川一三」の8年に及ぶ旅の軌跡です。

スパイ物の映画のような華やかさは一切ない、一歩一歩文字通り自分の足でヒマラヤ超え数回、冷たい大河に浸かりながら渡り、ひたすら前に進む。チベット語・蒙古語・ウルドゥー語・ヒンドゥー語・中国語・英語を自由に操る、勤勉家でもある。

西川一三さんの記した「秘境西域8年の潜行」という書物があるらしいのだが、膨大なページ数らしい。興味はあるが、読破は困難だと思う。

西川一三さんという人物を知る事ができて、この本にとても感謝している。

 

 

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読んでほしい

お米の精米

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土佐町内では、農協やスーパーの横に精米所が設置されています。

土佐町では農家さんでなくとも、他の仕事をしながらお米を育てている人は多く「じぶんく(自分のところ)で食べるお米は自分で作る」、すなわちお米の自給率は相当高いと思われます。

お米を作っている人と話していると、「先祖代々の田を自分の代で手放すわけにはいかない」という思いと、「じぶんくで作ったお米はうまい」という誇りを持っていることを感じます。

収穫したお米は玄米のまま、紙の米袋に入れて各家の保冷庫で保存。その都度精米所で精米して食べている人が多いようです。

 

30㎏のお米

かくいう私は、土佐町の農家さんからお米を購入させてもらっています。このお米がツヤツヤで甘く、「ああ、お米って美味しいなあ〜」としみじみします。毎食このお米が食べられるなんて相当な贅沢です。大体2ヶ月に一回くらい、30㎏を届けてもらっています。

そして精米所に行き、精米します。30㎏は相当気合を入れないと持ち上がらない重さです。ぎっくり腰にならないように注意を払いつつ、よろよろしながら、ヨイショ!と自ら掛け声をかけ、機械に玄米を投入。30㎏精米する場合は、300円お金を入れます。

白米にするか、7分米か3分米かなど、お米の精米度合いを選んでボタンを押すと、ゴーッという大きな音がして精米がスタート。

もう既に、お米の甘い香りが広がっていきます。

 

1俵、ここにあり

土佐町に来て驚いたことの一つに「お米の単位」があります。スーパーや宅配で販売されているお米の多くは5㎏、または10㎏の袋でそれが当たり前だと思っていました。

土佐町のスーパーでも、5㎏、10㎏の袋は売っていますが、地元の人の間でやりとりされるお米は30㎏の米袋。この30㎏の米袋を1袋(いったい)と呼び、これが多くの人にとっての一単位になっています。さらに、この30kgの米袋が2袋(にたい)になると「1俵(いっぴょう)」となります。

「いっぴょう」!!

昔話で聞いたことがあった「いっぴょう」、おじいさんとおばあさんが藁で編んだ俵をつい想像してしまいますが、土佐町では「1俵」という単位もまだまだ現役。さすが米どころと言われるだけあります。

 

精米終了

精米が終わると、目の前には山のようなほかほかのお米が。手を入れるとぬくぬくと暖かくて、まるでこたつのよう。甘い香りで満ちています。

取り出し口の下に袋を設置して、ペダルを踏むと、ザーッと精米したお米が落ちてきます。

精米してもまだ重い30㎏のお米。私は空袋を持っていって、半分ずつ袋に入れます。そうすると15㎏ずつになるので、腰の心配をすることなく余裕で持つことができます。

やはり精米したてのお米は格別です。子供たちも「あれ?お米変えた?」と聞いてきます。

この味が日常。そのありがたさ、贅沢さ。忘れないでいたいと思います。

 

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私の一冊

山門由佳

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「チリとチリリ ゆきのひのおはなし」  どいかや アリス館

まっしろの雪の銀世界を、まっくろのおかっぱ頭のチリとチリリのふたりが白と黒のあたたかなコーディネートでおでかけします。 いつもチリとチリリの絵本に出てくるおやつや飲みものはおいしそうです。

この日は「ちょうどよい」カップに、りんごとニッキのホットフルーツパンチ。 この「ちょうどよい」というフレーズがどのシリーズにも出てくるのですが、「ちょうどよい」というのは言い換えれば「ここちがよい」ということに気づかされます。

つい普段の生活のなかで、食べ「過ぎ」たり、飲み「すぎ」たり、寝「過ぎ」たり、、、と過ぎたるは及ばざるが如しといわんばかりに、チリとチリリの「ちょうどよい」メルヘンの世界は読み終えたあとほっこりと心地よい気持ちになる一冊です。

 

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みんなのアルバム

風船飛ばし

  • 日時1973(昭和48)年頃

  • 場所早明浦ダム堰堤

  • 撮影者

  • 投稿者

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土佐町田井地区にある「清水屋旅館」の森ミネさんが見せてくれたアルバムからの一枚です。

早明浦ダムの堰堤が完成した時の写真とのこと。ダム本体工事が完了したのが1973年なので、今から50年前のことですね。

子供たちが集まって、楽しそうに風船を飛ばしています。よくよく見ると、紐の先に紙が付いている風船も。手紙でしょうか?もし「この時、風船を飛ばしたよ〜」という方がいましたら、ぜひ編集部までご連絡ください!

この時から50年の時を経て、現在早明浦ダムは放流設備を増設するため、改築工事中です。完成予定は2028年。あと5年後のその時に見えるのは、どんな風景でしょうか?

 

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私の一冊

西野内小代

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「心配事の9割は起こらない」 枡野俊明 三笠書房

旅行先での時間つぶしにと買った本です。実は心配性の私、バッグいっぱいになるまで困った時のお助けグッズを色々詰め込みたいタイプ。周囲を見回すとみんな身軽、でも事も無げに逞しく行動している。安心の為に敢えて不自由に身を甘んじている傾向にあるこの性格を何とかしたい…。

取り越し苦労の多いタイプは失敗の少ない生き方かもしれないが、行動が著しく制限されがちです(私の経験ですが)。精神安定剤のように、心に言い聞かすように、このようなタイトルの本に心惹かれる。

不確かな未来に過剰なまでに心砕くことなく、この瞬間を大切に真剣に生きる事に価値がある。周囲を巻き込むことなく、巻き込まれることなく自分を生きる。

残りの人生が身軽になってくるような一冊です。

 

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私の一冊

古川佳代子

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「香君  上・下」 上橋菜穂子 文藝春秋

1989年に『精霊の木』でデビューをされて以来、ずっと追いかけている上橋菜穂子さん。歳を重ねるに従って、作品はどんどんと重厚になってきているように思います。

香りで万象を知ることのできる「香君」に守られている国・ウマール帝国は、奇跡の稲〈オアレ稲〉によって繁栄してきました。けれども近年、虫害により国の存亡にかかわる食糧危機に見舞われます。

香君と同じく植物の香りから様々なことを読み取れる少女アイシャは、誰にもそれを打ち明けることができず、深い孤独を感じていました。自分の力を疎ましく思うとともに、香りから得られる様々な生き物の豊かな営みは、アイシャに喜びももたらせてくれます。相反するアイシャの思いをていねいに綴りつつ、並行して描きだされる国の憂いや統治者の苦悩、思惑、駆け引きは、架空の世界のこととは思えない力で読み手を翻弄します。

未来に希望を持つことが難しく思える時もありますが、それでも自分の想像力を駆使して、どうすれば少しでも良い未来につながるのか考え続け、できる限りのことをして生きていく先にこそ「希望」を作り出せるのかもしれない、と思わされた物語でした。

 

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Photography, Writing, Exploration!

The Craft of Filmmaking – A Fresh Perspective Part 3

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Documentary films have the power to present “the ordinary” as extraordinary.

A Fresh Perspective was created to see how my thoughts about the social sciences and film theory could collide to create a visual piece. Working on this project also allowed me to gain a new appreciation for how natural landscapes exist and motivated me to think deeply about how natural landscapes provide for those who care for them.

If you are reading this and you are a resident of Tosa-Cho or you reside in the towns nearby, I hope watching A Fresh Perspective gives you the opportunity to see the beauty of the land around you through the eyes of a first-time resident. Hopefully you too will think of new and creative ways to experience and appreciate home…maybe you’ll write a story!

ドキュメンタリー映画は日常を非日常として表現する力を持っている。

「フレッシュ・パースペクティブ」は社会科学と映像理論がどのように衝突し映像作品を生み出すのか、ということに対しての私の考えを知るために作った。このプロジェクトをやることで、自然の風景がそこに存在することに対して感謝の念を改めて私にもたらした。そしてその自然の風景を維持している人々に対して深く考える同期にもなった。

もしこれを読んでいるあなたが土佐町の住民、もしくは近隣の住民であるなら、「フレッシュ・パースペクティブ」が、一つの良い機会になったらいいと思う。初めてここに住んだ者の目を通して見る、あなたを取り巻く世界がどれほど美しいかを知る機会に。

あなたも故郷を経験し感謝する、新鮮で想像的な方法を考えるようになるかもしれない。つまりストーリーを描くことだ!

 

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私の一冊

山門由佳

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「アルテサニアがかわいい メキシコ・オアハカへ」 櫻井陽子 イカロス出版株式会社

1月の土佐町の風景は草木も山も田んぼもベージュ色になってしまうことがさみしいです。あるがままの自然の色、なすがままの自然の景色なのだけれど、やはり寒いのと相まってベージュばかりの景色は心が沈みます。。。 自然が近いがゆえに、もろ自然の様子の影響を心身共に受けるような気がします。

近くのスーパーに入ろうとしたとき、店先に売られている色とりどりのジュリアン(花の種類)にハッとなり、さっそく5色(赤、黃、白、ピンク、紫)それぞれ連れ帰りました。 色は人の心を明るく、強くするんですね。 そして、生きているお花はさらにすごいパワーを放っているようで、連れ帰ったその日から私の心に花が咲いたかのように、やる気がもりもり吹き返しました。 入院をしている人にお見舞いとして生花を渡す意味もよくわかりました。

昔、訪れたメキシコ。 グアナファトという地方ではそれぞれの家が一軒ずつ色が違って、超カラフル。世界遺産にもなっています。 南部のオアハカ地方では、色鮮かな花の刺繍のエプロンや色とりどりの衣装を纏ったひとがいっぱい。元気になる〜!楽しい〜!

ベージュ色の冬があるから、カラフルな春夏秋が美しいとわかってはいてもなかなか色好きのわたしには苦行の日々です。メキシコを思い出して、春を待つとします○

 

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