皆さんこんにちは。人口3000人の土佐町で健康づくりをやっている整体師/トレーナーの林利生太です。
先日あった森地区の夏祭り「野中祭」、皆さんは行きましたか?
野中祭は、森地区を流れる用水路を作った野中兼山さんに感謝するお祭りで、土佐町の夏の締めくくり。文化的な背景や、当日の様子はこちらの記事に詳しくまとまってたのでぜひ!
紅白のやぐらに提灯がずらり。子どもから大先輩まで同じ輪でぐるぐる回りながら盆踊りをする。
あの「ザ・日本のお祭り」って感じの光景、大好きなんですよね〜。
お寿司を食べてる時と同じくらい「日本に産まれてよかったぁ〜」と思う瞬間です。
この夏初めて、野中祭の盆踊りに練習から本番までガッツリ参加させてもらいました。
実は、この盆踊りがトレーナーの僕からすると、あまりに魅力的すぎるので解説していこうと思います。
ここがスゴいよ、盆踊り!
実は身体に良い影響がたくさんあるんです。
- 散歩より効く有酸素運動
- 身体の奥深くにある筋肉を活性化
- 左右の重心移動で転倒予防
- デスクワークで固まった肩の動きを改善
- 記憶×リズム同調×位置調整×おしゃべりで認知機能向上
- 参加ハードルが低くて、楽しく運動が続く
- 多世代の繋がりが生まれる
などなど。本当に魅力的すぎますよ。
有酸素運動・転倒予防・姿勢改善・脳トレ・繋がり作りの健康フルセットなのに、「健康のためにやらなくちゃ」とか誰も思わずに、楽しくやってるんですよ。
土佐町に盆踊りがあるなら、もう僕はお店を辞めても良いんじゃないかな・・・
っていうのは冗談ですけど、それくらい盆踊り is 最強。
キツくないからこそ、奥に効く
盆踊りの動きって、ゆっくりで、ゆらゆらしてて、一見「運動」とも呼べないくらいゆるいですよね。
「こんなんで効くの?」と思うかもしれませんが、実はあのゆるさが良いんです。
体の奥、背骨や骨盤のすぐそばには「インナーマッスル」と呼ばれる小さな筋肉たちがあります。(深層筋:トニックマッスルという呼び方が今は多いです)
表面にある大きな筋肉と違って、力はそんなに出せないんですが、姿勢を支えたり、関節のぐらつきを抑えたりしてくれる、超重要な筋肉。
で、面白いのがここ。
このインナーマッスル、ゆっくりで小さな動きのときほど、よく働くという性質があるんです。
逆に、激しくて強い動きになると、大きな筋肉ばかりが頑張って、インナーマッスルの出番は減ってしまう。
ゆーっくり、すり足で、ふわ〜っと手を返す盆踊りは、まさにインナーマッスルの活性化にぴったりの動きなんです。 「キツくないから効いてない」んじゃなくて、「キツくないからこそ、奥に効いてる」んです。
特にいいのが、右足に乗って、左足に乗って、をずーっと繰り返す、あの左右の重心移動。片足に体重を乗せ切るたびに、骨盤・股関節の深層にある筋肉が働いて体を支えてくれます。ここが弱ってくると歩く時にふらついて転びやすくなるんですけど、盆踊りでは曲に乗って笑顔で何百回と重心移動をしながら鍛えてるわけです。
実は、脳みそもフル回転
体だけじゃありません。踊っている間、頭の中もすごいことになっています。
振り付けを思い出しながら、曲のリズムに合わせて、前の人とのズレを見て直して、輪からはみ出さないように位置を調整して、隣の人とおしゃべり。ついでに「観客の中に友達や家族おらんかなぁ」とキョロキョロ探しつつ、敬老席に向かってファンサもやる笑
記憶、リズム、視覚、空間認識、会話。
これだけの処理を、脳が同時にさばいているんです。
実はこの「体を動かしながら、頭も同時に使う」という状態、専門的には「デュアルタスク」と呼ばれていて、認知症予防の分野でとても注目されている方法です。計算しながら歩く「コグニサイズ」なんてトレーニングもあるくらい。
でも、わざわざ計算しなくても大丈夫で、盆踊りの輪に入って、踊りながら「あんた久しぶりやねぇ」と話すだけで、脳はフル回転してます。楽しくおしゃべりしてるだけのつもりが、最高の脳トレになってるんですよね。
ご先祖さま、すごいわ。
盆踊りは健康のために始まった行事じゃないのに、結果として、僕がどんなに頑張ってトレーニングプログラムを組んでも勝てないものになってます。やぐらの明かりを見ながら、ちょっと悔しく、でも嬉しくなった夜でした笑
まだ踊ったことない方、来年の夏は、ぜひ輪の中に入って一緒に踊りましょうね!
では、また!٩( ‘ω’ )و






