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このように文句をいいながらも、蔦屋書店と末広田井店の書籍コーナーにはせっせと足を運んでいる。
図書館に行けばいいじゃないかと言われそうだが、嫌だ。新品の本の匂いがしないと嫌だ。
古本は論外だ。新品の本の香りと、未知なる出会いを求めて本屋に繰り出すのだ。
ちなみに、買った本は全部きちんと読んで頭に入っているかというと、そうではない。
新品の本の香りと手触り感を味わって、何が書いてあったのかは覚えていないことも多い。
アロマセラピーやお香などマインドフルネス?というのが流行っているが、わたしは新品の本の香りと手触り感を感じることが癒しだ。
本屋について長々と語ったが、
とにかく、帰省して四日市の大きい本屋に行ったのである。
まず丸善に行くと、だいたい旅行本コーナーへ行く。ざーっとガイドブックなどを見た後、旅行エッセイの本棚をじっくり見て、ピンとくる本を探す。
そこで、面白そうな本を見つけた。
『ロバのクサツネと歩く日本』 高田晃太郎 著
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309039756/
クサツネって変な名前~、と思って本棚から引っ張り出して表紙を見てみたら、ロバのアップの写真が載っていた。
なんだかうちの犬の遮那王と重なるところもあって、かわいかったのでザーッと目次を見てみた。
ロバを連れて日本全国を歩いて回っていて、そのエッセイが書かれているようだ。著者はこれまでに、イラン・トルコ・モロッコをロバと旅した経験があるらしい。すごい。
そして、イランもトルコもモロッコも、私が行ってみたい国だったので親近感を感じた。
どんなところを回っているのかな?と目次を見たら、
「土佐町の干し芋」という小見出しが目に飛び込んできた!
え~、土佐町って、私が住んでる土佐町しかないよね???(笑)
と、土佐町の干し芋のページを見てみたら、にこ淵から大川村へ向かって、土佐町の道の駅に向かった、と書いてある。土佐町である。
道の駅で40代くらいの男性が話しかけてきて、干し芋の試作をくれたと書いてあった。しかも、著者が本を書いていることを話すと、その場で購入してくれたんだそうだ!(優しすぎる!)
大川村で住民とコミュニケーションがすれ違ったようで、霧深い暗い山道もあいまって落ち込んでいたところに、この干し芋と男性の優しさと人柄が心に染みたようだ。
土佐町にきて、びっくりするほど人が優しくてよくしてくれるのが、本当にすごいと思っていたのだが、こうして偶然興味を持った本に、そのように取り上げられていたのが嬉しかった。
そして、この40代くらいの男性って誰だったのだろう?と気になった(笑)
去年かおととしごろの話だったようなので、わたしもロバに会ってみたかったな~とも思った(笑)
本はちゃんと購入したので、土佐町以外の紀行もまたじっくり読んでみる。




