

「誰かが足りない」 宮下奈都 双葉社
木でできた重厚な扉をあけると「いらっしぃませ」とあたたかな声がした。磨きこまれた床、初めてきたのに懐かしい店の名前は「ハライ」。予約をとるのもむつかしい店である。この店の予約をとろうとする六編の物語。
人は誰かを失い何かを失い続ける。誰かが足りない何かが足りない。
そう感じる時の寂しさも恐れも悲しみも絶望もズーッと続くわけではない。
希望はいろいろな所にあると教えてくれる。
川村房子
この記事を書いた人
保育園に勤めて35年、子育て支援、事務を経て60歳で定年退職。
孫の保育園へのお迎えが日課で、孫の成長を楽しんでいる(自分優先もあり)。
只今無職ですが、ひろい仕事を楽しんでます。
モットーは穏やかな生活、ちょっとの向上心。
写真
とさちょうものがたり編集長。写真家。90年代アジア・アフリカ・ヨーロッパなどを旅し、その後アメリカ・ニューヨークに住む。2002年に帰国、以来東京を拠点に雑誌や広告などの撮影を手がける。2016年8月より土佐町在住。ウェブサイト:http://ishikawatakuya.com/