土佐町の絵本「ろいろい」
もうすぐ完成予定の土佐町の絵本「ろいろい」、現在表紙と裏表紙を制作中です!
絵はもちろん絵描きの下田昌克さんの作。土佐町の道々に咲いている花が描かれています。
この色彩鮮やかな印刷に加え、後から黒インクで文字を印刷します。
デザインはリーブル出版のデザイナー傍士さん。
表紙はシルクスクリーン印刷。土佐町の就労継続支援B型事業所「どんぐり」と大豊町の「ファースト」のメンバーさんが一枚ずつ手作業で印刷しています。
上の写真は「どんぐり」の川合希保さん。とても丁寧に作業してくれています。
上は別の日の大豊町ファーストの作業の日。大尾剛さん(右)と職員の保口愛さん(左)。
版に赤、黄、緑、青など、選んだインクをのせて一枚ずつ印刷。各色のインクがだんだんと混ざり合って、色合いが少しずつ変わっていきます。一枚ずつ全部違う、それが面白い!手作業だからこそ生まれる味わいです。
インクの使い方で、同じ絵柄でこんなに違う表紙が出来上がります。
希保さん(左)と、作業を手伝ってくれている重光通子さん(右)。
この日は二人で200枚強の裏表紙を印刷してくれました。
たくさんの人のチカラで作る絵本
木の棚に並べられた表紙の数々!
手前はこの日最初に印刷したもの。赤、黄、黄緑のグラデーションがきれい!枚数を重ねていくうちに、インクの色が混ざり合っていくので、だんだんと茶系の色味になっています。
ちなみに、刷り上がった表紙を乾かすための棚も土佐町の大工さんに作ってもらいました。
土佐町の人たちの力が集まって、絵本制作が進んでいます。
完成までもう少し!楽しみにしていてくださいね!