お盆の前後は、四日市の実家に帰省した。
9つ下の妹も、同じタイミングで東京から帰省していた。
妹は今年の4月から一橋大学の大学院で法学部の院生をしている。
秋葉原で友達とオールして、朝帰りした話を楽しく話してくれた。
ファッションもメイクも、京都にいた頃よりも凝っている。東京生活をすっかりエンジョイしているようだ。
私も、大学生になって上京して3年くらいは東京生活をエンジョイしていたが、
すっかり都会の人混みや自然のなさに疲れて、田舎暮らしにとても憧れていた。
けれど、上京したての妹のエンジョイしている風にふかれて、
わたしも当時を思い出して懐かしい気持ちになった。
わたしが東京で大好きだったのは、ファッションとショッピング!
下北沢や原宿の古着屋を回りまくったり、
新宿や池袋のデパートでかわいい服を選んだり、デパコスを買ってみたり、かわいい服を着てでかけるのが楽しかった。
ところが、高知にはデパートと言えるデパートがない!!
かろうじて大丸?がアーケードのところにあるにはあるが、さみしい雰囲気だ。
(一度大丸の化粧品店のRMKでリップを買ったが、店員さんがとても丁寧に似合うリップを探してくれて感動した。人の少なさと、人の良さが高知の素晴らしい魅力でもあると思う)
わたしがだいすきな、ルミネや東武やマルイ的なデパートはないのだ。
さらに!
おしゃれして着ていく場所がない問題!!
というか、基本的に普段は大屋敷にいるし、
それ以外は家に引きこもって修行しているか(笑)、
ダンス教室やそろばん教室の子供達と会うか、
愛犬・遮那王の散歩をするか、、、
そして、かわいい服を着てもどうせうちのでかい犬にとびかかられたら台無しになる、、、、
普段出かける場所といえば、
スーパー・薬局・田んぼのあぜ道・あこ・いの町体育館・市内の動物病院・イオン….
結局、この自然豊かな町においては、
【Tシャツ×スウェット×スニーカー】が最強だという結論に至った。
こうしてわたしはどんどんおしゃれから遠ざかっていった。
ーーーーーーという中で、上京したての妹が現れた!
昔から美容に力を入れていた妹に、おすすめのスキンケア用品を聞いてみると、
わたしの肌の悩みにあわせて的確な商品をおすすめしてくれた。
そんな会話の中で、
「パーソナルカラーと顔タイプ診断やってみたら?」
と言われた。
自分の肌色や顔の作りを診断して把握して、自分に合ったメイクやファッションをおすすめしてくれるものだ。
ネットで質問に答えると簡単に診断できる。有料でプロに見てもらうこともできる。
それでもわかりにくい部分があるので、
わたしはChatGPTに自分の顔写真を送って、
「どのタイプか診断してほしい。自分の顔に、それぞれのタイプの色をあててみた画像を作って」
と頼んだら、すごくわかりやすかった。
この結果と妹の意見もかんがみると、
わたしは、
パーソナルカラー:イエベ春
顔タイプ:ソフトエレガント寄りのフレッシュタイプ
だった。
そしてこの結果をもとに、
YouTubeで「イエベ春 似合う服」とか「イエベ春 メイク」とか調べると、
自分に似合うものをわかりやすく解説してくれる。
このメイク動画をそのままやってみたら、今風になった自分の顔に驚いた!
「わたし、今風の、うるツヤキラキラ女子っぽくなっとる!!!」
いままで、こういった診断系のものを馬鹿にしていた。
「好きなものを使ったらええんやん。なんだかんだ自分で似合うやつ選んでるやろ」
とか思っていたのだが、いざやってみたら、すごかった!
ちょっと自分の幅が広がった気がした。
そんなお盆の休日、家族でアウトレット(ジャズドリーム長島)へ出かけた。
かわいい服があったので、それを母親と妹に
「これどうやろ~?」
と服を自分に合わせながら聞いてみた。
するとそれを見た母親が一言。
「それ、高知で着ていく場所あるの?」
ガーーーーーン
そっとその服をハンガーラックに戻した。
ショックだった。
わたしも心の奥底で
「着ていく場所がない」と思っていたからショックを受けている。
さらに、
別の服を妹に「これどうかな?」と聞いてみたら、
「は?なにそれ?どういうセンス?」
と一蹴された。
ガーーーン
悔しかった。
“お前だって、変な服着てるくせに、ちょっと上京したからって調子にのりやがって!!!”
と思ったが、自分に思い当たる節があるからムカつくのだ。
そこから悔しさとショックで一言もしゃべれなかった。
家に帰ってから、よくよく自分に問うてみた。
“高知だとおしゃれして出かける場所がない、という前提は本当なのだろうか?
わたしが勝手にそう決めつけて、おしゃれしてないだけじゃないのか???
モデルさんは発展途上国の雑踏にいてもおしゃれだし、絵になる。
田舎を土臭い世界にしてしまっているのは、わたしだった!!!”
ということに気が付いた。
しかも、むしろこの土佐町で、
丸の内OL並みにおしゃれできたら、めっちゃすごくない?
と思った。
ということで、場所に関係なく思う存分ファッションを楽しむことにした。
さらに、
このジャズドリーム長島事件がよほど悔しかったのか、
本屋さんで
なるファッション本を買った。
「こんな本買う人いるんだおもろ~」
と昔のわたしならタイトルをみて小馬鹿にしていたが、
今のわたしにはこの本が光って見えた。
読んでみると、とんでもない神本だった!!!!
ファッションに限らず、ダンス・舞踊にも通じる内容で、目からうろこだった。
特に、”なりたいイメージを言語化しましょう”という内容がすごく響いた。
いままで、美容院に行ったりして、
「どんなイメージになりたいですか?」
と聞かれて返答に詰まっていた。
そんなの、ないよ!!いい感じに似合うようにしてくれよ!
と思っていたが、
いざ言語化してみると、はっきりとなりたいイメージがあることに気づいた。
もし、それでも出てこない時におすすめなのが、
好きな芸能人や有名人をあげてみて、その人のどういうところが好きなのかを書き出してみること!
わたしは、
好きな芸能人(広瀬アリス、アイナジエンド、重盛さと美、上戸彩がでてきた笑)
の好きなところを言語化した内容を頭にいれた上で、
ショッピングセンターのジャンル問わずいろんな服屋さんを回って、
響く服、絶対に着たくない服、なんかイマイチな服、かわいいけど印象に残らない服、
などをチェックしていった。
すると、服を見るたびにこころの声があれこれ教えてくれる。
「かわいい!それめっちゃかわいい!着てみよう!」
「あれ?着てみたらシルエットがビミョーだな。
袖の部分にもう少しボリュームがほしいのに、足りないな」
「たしかに、いいんやけど、アクセントとひとつまみのカジュアルさが足りない」
「牧場の作業着かよ」
など、思った以上に服に対してはっきりと言葉が出てきた。
服選びに集中していると、店員さんが声をかけてくれる。
接客してくれるのはとてもありがたいことなのだが、
「よかったら、ご試着もできますので」
と言ってくる店員さんが嫌いだ。
毎回いわれるたびに、
「試着のできない服屋なんてあるの?
この時代のショッピングモールで。それ、服屋として終わってない?」
と聞き返したくなる。
それなら、
「大変お似合いなので、この服と一緒に試着してみませんか?」
と言われたほうがよほどいい。
かくいうわたしも、昔ルミネエストでアパレル店員をやっていた時に
「よかったら、ご試着もできますので」
とお客さんに連発していたので、人のことを言えないんだが(笑)
話がそれたが、その服屋めぐりで仕入れた心の声と、好きな芸能人をもとに、
家で自分のなりたいイメージを分析してみると、衝撃の事実がわかった。
華やかさ:カジュアル:クセ=6:3:1
この比率のスタイルが好きなことがわかった。
いままで無意識だった基準が言語化できたことによって、
ファッションの可能性というか、軸が定まった。
そして、
服だけでそれを演出しようとせずに、自分の全身でそれを演出すればよいことに気づいた!
世紀の大発見。
さらにこれは、ダンスのなりたいスタイルにも応用できるのだ。
ダンスも、好きなダンサーの好きなところを言語化していって、
自分なりのこだわりを言語化してそれを追及する動きやファッションにしていけば、
自分のスタイルができる。
そんな革命的な気づきをくれる素晴らしい本にであえてよかった!!
ということで、
土佐町でも、マイペースにファッションを楽しみます~!





