とさちょうものがたり

 

 

山の人、町の人。先祖代々住む人、都会から越してきた人。猟師さん、農家さん、森の人、職人さん、商店さん、公務員…。

人口4,000人弱の土佐町にはいろいろな人がいて、いろいろな人生があります。

土佐町のいろいろな人々はどんな本を読んでいるのでしょうか?もしくは読んできたのでしょうか?

みなさんの好きな本、大切な本、誰かにおすすめしたい本を、かわりばんこに紹介してもらいます!

(敬称略・だいたい平日毎日お昼ごろ更新)

私の一冊

澤田しのぶ

 

「入院心得」 浪越診療所長 おうち牧場主 沢田淳

私の一冊

藤田純子

 

「百まいのドレス」 エレナ エスティス  (著), ルイス スロボドキン (イラスト), 石井 桃子 (翻訳) 岩波書店

私の一冊

Alex Ross

 

「The Very Hungry Caterpillar」Eric Carle     Philomel Books

私の一冊

尾崎美穂

 

「山小屋ごはん」 松本理恵(文)野川かさね(写真) 平凡社

私の一冊

澤田しのぶ

 

「いごっそう考 ー土佐人気質の性格学的考察ー」 沢田淳

 

下田昌克ウィーク in 土佐町、今日から始まりました!

初日の今日は朝8時30分より土佐町役場にて、町長・教育長とご対面。

その後スエヒロで高知のご当地おやつを買い込んで、土佐町ツアーに出発です。

道中、ダム近くにてどでかいカエルに遭遇しつつ、大渕へ。

ダムを臨む風景を一望しながら、澤田泰年さん、静子さんご夫妻の絵を描いたのが土佐町での1枚目です。

その後上津川へ移動し、高橋通世さんのお宅へ。タイミングよくご本人もいらっしゃって、高橋さんがご自身で採った天然ハチミツをいただきながら、高橋さんの絵を描き上げました。

私の一冊

長野通世

 

「しずくのぼうけん」 作: マリア・テルリコフスカ 絵: ボフダン・ブテンコ 訳: 内田莉莎子
 福音館書店

私の一冊

Alex Ross

 

「THE CAT IN THE HAT」 DR.SEUSS   Random House

土佐町ストーリーズ

疫病院の足切れだぬき(上野)

 

上野の前の保育所のあった所はむかしは、疫病院と言うて伝染病にかかった人を隔離する病院があった。

そこに足切だぬきと言うて片足の切れた大きいたぬきがおった。

そのたぬきはとにかく人を困らす悪さが好きで、人にとりついては目まいをさせたり、熱をださせたり、命をとったりはせざったけんど人を困らしよった。

そこの近くの道は歩くとカラーン、カラーンと下が空洞になっちゅうような音がしよった。

またそこの近くを夜歩きよったら、ガサガサ言うんでこりゃおかしいと気がつくと、いつの間にか藪を歩きゆう、そんでまたちょっと行くと、ザブザブ言うんでおかしいと思えば、川を歩きゆうと言うようにようだまされるもんよ。

こんなたぬきは、樺のたつ瀬や駒野の上のもちが渕にもおったと言うことじゃ。

 

川村岩亀(「土佐町の民話」より)

絵:川原将太

私の一冊

尾崎美穂

 

「山と山小屋 週末に行きたい17軒」 小林百合子(文)野川かさね(写真) 平凡社